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転勤族のマイホーム購入は後悔する?注文住宅と住宅ローンの落とし穴とは

単身赴任は考えていないので、家を建てるかマンションを購入するかして、転勤になったら人に貸し、定年後に家に戻ると夫は考えています。

 

理由は、一生賃貸だと、定年後家賃を払い続けるのは大変だから、今のうちにローン組んで家を購入したい。です。

 

でも私はせっかく家を購入しても人に貸すだなんて嫌です。それなら一生賃貸で良いかなと考えています。

 

転勤族で、単身赴任じゃないのに家を購入された方いますか?また、夫の言うことは正論でしょうか?

FPとしての解決策

1. 持ち家を「貸す前提」で買うのは“合理的”だが、リスク管理が必要です

ご主人の考え方──「老後の住居費を減らすために今のうちに購入して、転勤時は貸し出す」──は、家賃を支払い続ける不安に備えるという意味で、確かに合理的な戦略です。

 

ただし、「買って貸す」は以下のようなリスクも伴います。

空室リスク:貸したくても借り手がつかない期間のローン負担
貸主としての責任:設備故障や修繕費は基本的に貸主負担
住宅ローン減税の終了:自宅として住んでいない期間は減税対象外になる
住宅の劣化リスク:賃貸期間中に内装が傷むと、将来住む際にリフォーム費用がかかる可能性がある

経済合理性だけでなく、「その状態で10年後、20年後に戻ったときに後悔しないか?」を事前に夫婦で話し合う必要があります。

2. 「買って貸す」前提の家選びは、“資産性”を重視すべき

将来貸し出すことを前提とするなら、家選びの基準も「自分たちの理想」よりも「他人が借りたいと思える物件かどうか」が重要になります。

 

以下のポイントは賃貸需要が強く、資産価値も維持されやすい条件です:

・駅徒歩10分以内(特に都心部・県庁所在地)
・築浅・耐震基準クリア・メンテ履歴がある
・周辺に大学・企業・病院などがあり、単身・家族の両方に需要がある
・間取りや水回りの利便性が高く、更新頻度が低くて済む

将来的な売却も含めて、「資産性が下がりにくい立地」かどうかは非常に重要です。感情ではなく、市場データでの判断が求められます。

3. 賃貸のまま暮らすという選択も、決して“負け”ではありません

一方で、家を所有せず、ずっと賃貸で暮らすことにも明確なメリットがあります。

・転勤があるたびに住み替えがしやすい
・建物の修繕・管理の負担が不要
・物件選びで“今のライフスタイルに合った場所”を優先できる
・災害・老朽化による資産価値リスクを背負わなくて済む

特に定年後の住まいを「今から20年以上先に選ぶ」ことは、将来のライフスタイルが変わる可能性を無視してしまうリスクがあります。

 

そのため、「今すぐ家を持つのが最善」とも言い切れません。将来の選択肢を残すという意味では、当面は貯蓄・資産形成に注力し、転勤がなくなった段階で購入するという選択肢も十分合理的です。

4. 判断に迷うなら、住宅ローンの“適正負担”を数値で見える化しておく

購入の決断を「心配」や「感情」で左右されないためには、数字で把握しておくことが欠かせません。

 

・「いくらの物件までなら老後の生活に影響しないか」
・「賃貸収入でローン返済がどれだけ補えるか」
・「共働き・単独収入時それぞれの負担割合」

 

こうした点を冷静に判断するには、住宅ローン診断サービス「モゲチェック」のようなツールの活用が効果的です。
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みんなのリアルな回答まとめ

絶対ナシ。家を賃貸として貸すとして、借主がいない時期のローンはどうするんでしょう。

 

それに、老後どうなっているかなんてわかりません。

 

人生プランが変わって、家が足かせにならないといいんですが…。

 

それに、家賃はかからなくても維持管理費は一生かかります。

 

それに、老後は高齢者用賃貸のほうが住みやすそう…。

 

私は、ハイリスクローリターンの博打にてをだしません。

旦那様の会社から、家を購入すると補助が出るとか、控除の対象になるから…とかの理由もあるのではないですかね?

 

うちの夫の会社は、そういうのがあるらしくて、この間話し合いました。

 

補助も、若いうちに買うほど手厚いとか。

 

社内結婚なんですが、単身赴任じゃないのにマンション買ってた上司がいましたよ。

 

賃貸に出しているので、月々のローンはかなり抑えられるみたいでしたけど。

 

でも、うちも転勤族ですが、私は家を賃貸に出したくないし…

 

私は、ずっと賃貸か社宅に住んで、定年間際か定年後に夫婦二人で暮らせるマンションを買いたいと思っています。

うちは転勤族ですが、将来賃貸に出すことを視野に入れてマンションを購入しました。

 

理由はいろいろあるのですが、一番は今の場所が気に入って(関西)

 

関東ではとても手が出ないような新築物件でも、安く購入できるからです。

 

また会社の持ち家制度も充実していて、転勤になった際会社が借り上げ・管理してくれて入居者がいないときでも家賃相当を負担してくれたりというのもあります。

 

この制度のおかげで、主人の会社では転勤族でも持ち家を持っている人も多いです。

 

もちろん賃貸に出すことを視野に入れているので、物件も利便性を最重要視し熟考しました。

 

何年住めるかはわかりませんが、やはり分譲新築物件は質が良く本当に住み心地が良いです。

 

ローンも少ないので、賃貸に出したら近辺の家賃相場からもかなり差額が出るはずなのでその差額で、新たに転勤した場所でも質の良い分譲賃貸に住むつもりです。

 

こういう例もあるという事でご参考になれば。

一生の住まいではなく、資産運用です。

 

我が家は都会に戸建てを購入したのですが、駅徒歩10分くらいの住宅街。

 

戸建ての賃貸は貴重なので、賃貸に出したら、問い合わせが殺到しました。

 

私は人に貸すのが嫌ではないので、気にならないです。ご主人の言う今のうちにローンを組みたいという気持ちもすごくわかります。

 

だって、50歳くらいで家を購入したいと思った時に、60歳までにローンを払い終えるには10年ローンですよ。とてもじゃないけど、ウチは10年では無理です。

 

ただ、私の経験談として購入前にいろんな情報は集めるべきですね。

 

知らないことが多すぎて焦ることも多々ありましたので。

 

まず、自分が住む場合と賃貸に出す場合の住宅ローンの利息は違います。賃貸に出す時点で利息が変更になる可能性はあります。銀行によりますが。

 

また、初めから銀行にいつか賃貸にだすかもという話を相談しておかないと、ローンの一括返済を迫られることがあります。これも銀行によるので事前の確認が重要です。

 

賃貸に出した場合、年末調整で返ってくる住宅控除がなくなるのと、と家賃収入分の税金が増えます。

 

ですので、家賃収入ー(固定資産税+家賃収入分にかかる税金+ローンの支払い)を差し引いて黒字になるか、一度計算されるのが一番いいと思います。面倒ですけどね。

 

我が家の場合は確実に黒字なので、購入でした。

 

人によって転勤族でも購入した方がいい場合とそうではない場合といろいろあると思います。

 

買う場所はどこなのか?いざとなったら売却できるかどうか?ご主人の年齢、家族構成、その他実家はどこにあるのか?将来親の面倒はどれくらいみるのか?など。

 

うちの場合は転勤族ですが子どもが高校生のときにマイホームを買いました。主人40代前半。ローンを組むにはギリギリの年齢かなという感じでした。

 

子どもが高校生になったら単身赴任は考えなくてもそうするしかない、と我が家は考えました。

 

大学生になって転勤になったら…夫には単身赴任をしてもらい(会社から家賃負担や生活費などが支給される)私は専業主婦なので両方を行ったり来たりしようかな…と考えてみたりしました。

 

とりあえず我が家は人気駅の徒歩圏内のマンションを購入し売却もしやすいようにしました。賃貸に出すことは考えていません。

 

年齢、家族構成、その他会社の対応などを考えて検討されるといいのでは?と思います。

 

我が家は購入してますこの流れで言いにくいですが、2年しか住んでないマンションを賃貸にして転勤先にきてます。

 

こればかりは正解はないのでは、と思います。私もはじめ定年後に購入のつもりでしたし。

 

ここに住みたいという場所に出会えたので購入に踏み切りましたが、まだまだ続く転勤生活で他に心惹かれたら売り払うかも。

 

私は賃貸にするのもあまり抵抗なく。。定年か帰るタイミングがあればリフォームか売り払い住み替えかその時考えます。中古で買うのとそう変わらないかなーと。

 

ローンは戻る予定である旨を伝え銀行もokでてますし、購入の際もそのような話をしました。

 

場所は値下がりにくい場所で、購入時も一般的には高めと思われる土地です。

 

こういう所は考えて買う必要はあると思います。

 

借主が出るとき毎回売るか賃貸か悩みますが、とても気に入っている場所なので売ろう!まではまだ決心つかないのが本音です。

 

あと、夫は団信があるので、万が一があっても私と子は住む場所があるという安心があることはメリットと言います。

 

何かあれば転勤先の家は会社契約のため出されますので、そこの部分と保険変わりだと思います。

 

定年時に老後資金に購入資金を貯めておけるか、も少し心配ではありました。

 

でも、人口は減るはずだし、、購入が今でなくてもいいとも思います。

 

やはり、何が正論かはわかりません。考え方次第かと思います。

 

よくある発想ですが、持ち家を賃貸に出すのっていろいろリスクがあると思います。

 

そのことをご主人はご存知ないのでは。私なら買わないです。

 

転勤族なら、なおさら賃貸が良いと思います。

 

定年後に家賃を払うのは大変と言いますが、持ち家を買ったらそれで終わりなのでしょうか?違いますよね。

 

固定資産税ももちろん払わなければなりませんし、各種メンテナンス、設備の入れ替えにかなりの額のお金が必要になると思います。

 

それを考えれば賃貸ってお得だなあと思います。

 

買ってまいました。もうすぐ入居開始です。

 

今住んでいる家は、3歳の娘にとって4つめの家で、通っている保育園は3つめです。

 

わたしは娘が中学生になる頃に家を買いたいと思っていたのですが、繰り返す引越しと転園に、わたしと主人が耐えられなくなっしまいました。

 

今回希望が通ってお気に入りの土地へ戻ってこれたので、思い切ってマンションを買いました。

 

もちろん、何かあったら売ったり貸したりできるよう吟味しました。

 

これでわたしも落ち着いて仕事を再開できるし、娘の習い事や進学にも選択肢が広がりました。

 

何より、単身赴任してもらうか帯同するかという選択肢もできたので、心にゆとりができました。

 

ご主人と主様の意見が合って、いい物件に巡り会えた時が買い時なのかなとは思いますよ^ ^

 

新築で入れないなんて、持ち家買う意味ないと思ってます。

 

住まない家のローンと、家賃を二重に払う意味がわからない…。

 

それなら中古住宅買ってもいいんじゃないの?定年になったら。

 

その分、貯金して。退職金で買うとか。他に何かお得な理由でもあるのか?

 

貸すのは無しです。我が家も転勤族で家を購入しましたが、持ち家→単身赴任です。

 

人に貸すって言っても、すぐに借り手が見つかるかどうか分かりませんし、借り手が付いても付かなくても仲介してもらう不動産屋に管理費を払うことになります。

 

また、固定資産税や修繕費もずっとかかりますよ。

 

あと、ローンを組まれると言うことですが、住宅ローン控除は、ローン契約者が実際に住んでないと対象にはなりません。

 

ご主人は、そういうことを分かっておられるのでしょうか?

 

理由があり、どうしても買った家を処分できない方が、やむを得ず賃貸にだすのとは訳が違うと思います。

 

定年後、人に貸した古い家に戻るくらいなら、その時に中古物件を買っても変わらないんじゃないのかな。

 

ローン組んだ家に自分が住んでないと住宅ローン控除の対象になりませんよね?

 

我が家では住宅ローン控除で所得税が全額戻ってきます。市民税も半額くらいになりました。

 

ほんとに助かってます。けっこう大きい金額ではないですか?我が家にとっては大金です。

 

ほぼ固定資産税に消えていくんですけどね。国から我が家を経由して市へ…。

 

それに、私も自分の家なのに住むときには中古になってるなんて嫌です。

 

私も主人もそもそも知識がなさすぎるということがわかりました。

 

皆様からのお話大変参考になりました。もっときちんと情報を集めて、よく話し合って決めたいと思います。

 

ありがとうございました!

みんなの回答から見えてきたこと

今回の相談では、「転勤族なのにマイホームを買って、人に貸す」というプランに対し、さまざまな立場からの実体験と意見が寄せられました。ここでは、それらを「肯定派」と「否定派」に分けて要点をまとめ、転勤族ならではの悩みをどう捉えればいいのか整理していきます。

【肯定派の声】“今買うべき理由があるなら前向きに”

・気に入った立地とのタイミングが重なった
→「ここしかない」と思える立地が出てきたため購入を決断したという人が複数いました。戻る前提で貸すリスクはあっても、ローン+資産+気持ちの充実でメリットが上回るという声です。

 

・会社が賃貸管理の補助をしてくれるケース
→「借り手がいないときも会社が家賃相当額を補填してくれる」「持ち家制度が整っている」という背景があり、転勤族でも安心して住宅ローンを組めたという意見が見られました。

 

・ローン金利・団信・控除などの制度メリット
→団体信用生命保険の備えや住宅ローン控除の節税を重視し、「資産として残す意味がある」とする声もあります。
 ※ただし控除は実際に“居住”していることが条件であり、貸し出し時点で対象外になることを理解しているケースが大半です。

【否定派の声】“思ったよりリスクと手間が多い”

・借り手がつかない・空室リスクが現実的
→「貸してもすぐに埋まるとは限らない」「維持費・固定資産税は残る」など、不動産投資と同じリスクがあることを指摘する声が多数ありました。

 

・住まずに戻ると“中古住宅に住むようなもの”
→自分で住まない期間があることを「心理的にイヤ」と感じる人もおり、「せっかくの新築に最初から住めないなら、そもそも持ち家にこだわる意味がない」と冷静に見ている意見もありました。

 

・制度・税金・ローンの制約が大きい
→住宅ローン控除が使えなくなる/ローン契約内容によっては賃貸化で一括返済を求められる可能性もある/家賃収入には課税が発生するなど、「買って終わり」では済まない現実に気づいたという人も多く見られました。

【共通して見えてきた“判断軸”】

・購入タイミングは「気に入った場所」と「ローン条件」で決める人が多い
・賃貸に出す想定なら「立地」「管理しやすさ」「空室リスク」まで計算が必要
・正論かどうかより、“自分たちの納得”が大事だと気づいた人が多い

 

このように、どちらの立場にも納得できる理由がありました。共通していたのは、「しっかり調べてから決めれば、どちらの選択にも意味はある」ということです。
そのためにも、制度や住宅ローンのリスクを見落とさない「下調べ」と「冷静な設計」が欠かせません。

さいごに|FP視点でのまとめ

マイホームを「買うか・買わないか」ではなく、「住まない時期があっても買うべきかどうか」で迷う──。転勤族のご家庭では、まさに現実的な悩みです。

 

FPの視点から見ると、「転勤の可能性がある中で購入し、賃貸に出す」という選択には、以下のような“両面の現実”が存在します。

◎メリット

・若いうちにローンを組めば完済までの期間が長く取れる
・団信や住宅ローン控除の制度が使える(※原則“居住中”に限る)
・気に入った立地で“資産を確保できる”安心感

△注意点

・賃貸に出すと住宅ローン控除が対象外になる
・借主が見つからない/家賃収入に課税されるリスクがある
・賃貸用にするには、ローン契約内容に制約があるケースも

特に見落とされがちなのが、「買った家に戻るまでの期間、ローン+空室リスク+管理負担を背負い続ける」ことです。

 

この不確定な数年〜十数年を、“将来の安心”と天秤にかけて本当に納得できるかどうかが、意思決定の軸になります。

 

家計の視点から冷静にシミュレーションしてみると、「今は購入せず、将来の選択肢を広げるために“賃貸+貯蓄”を重視する」という判断も、非常に合理的です。

 

住宅購入に迷っているなら、「モゲチェック」の無料診断で家計に合うローンを事前確認しておくと、納得感ある判断がしやすくなります。

 

また、「建売にするか、注文住宅でじっくり選ぶか」を考える段階に来た方には、ハウスメーカーを比較できるサービスの活用がおすすめです。

 

とくに、【タウンライフ家づくり】は

 

・全国600社以上のハウスメーカーや工務店を一括比較できる
・完全無料で「間取りプラン」「見積もり」「土地提案」がもらえる

 

転勤族ならではの不安(将来貸す可能性など)も含めて、相談可能です

 

「今決めなくてもいい。でも、“後悔しない準備”は今できる」

 

購入する・しないの選択に正解はありませんが、「数字で見える安心」を持っておくと、感情に流されず冷静に判断できます。

 

どんな選択をするにしても、家族が同じ方向を向いて進めるよう、情報と対話を丁寧に重ねていきましょう。