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子なし夫婦が一戸建てを買うのはアリ?夫婦2人で戸建てを選んだ理由と後悔しない判断軸

夫婦2人の生活です。これから先も きっと2人と思います。

 

主人がマイホームが欲しいと言ってます。以前まで私も欲しいと思ってました。

 

実家は賃貸なんで広い家に住みたい憧れもありました。

 

でも、ふと私達には子供もいないし家を建てて亡くなった後は、どぅするの??だったら老後の貯金、老人ホーム代・・・とか考えるようになりました。

 

主人と話をして、最初は納得しましたが、やはり中古でもいい庭付きの一戸建てが欲しいようです。

 

それと主人の年齢が40代(前半)なのでローンが組んでもらえるか不安だそうです。

 

組まれても保険?(万が一主人が亡くなったらローンを払わなくていいやつです) が入れるか、そこも心配してます。

 

審査に通してもらえれば わかることですが。夫婦2人でマイホームを持ってる方の良い点、悪い点。

 

私みたいに老後を考え持たなかった人の意見を聞きたくて書き込みしました。ヨロシクお願いいたします。

FPとしての解決策|2人暮らしで家を持つべきか悩んだら、“資産と安心”を基準に考える


「夫婦ふたりの暮らしにマイホームは必要か」──これは人生後半の選択として、多くの人が悩むテーマです。

 

相談者ご夫婦は今後もお子さんの予定はなく、老後資金や介護施設の備えを重視されています。その上で、ご主人には「自分たちの家を持ちたい」という強い思いもあるようです。

 

このような状況に対して、FP(ファイナンシャルプランナー)の立場からは、次の3つの視点で考えることをおすすめします。

購入するなら“出口戦略ありき”で考える

子どもがいない夫婦の場合、家を資産として残す「相続」の観点は重視されません。ですが、逆に「売却または賃貸に出して現金化できる家か?」という視点が重要になります。

 

そのため、購入する場合は以下のような条件を備えた物件を検討しましょう。

・駅から徒歩10分以内
・築浅または構造的にメンテナンスしやすい
・周辺に需要があり、空き家リスクが低い地域

こうした条件に当てはまる家であれば、将来的に売却して資金を老後生活に回すこともできます。

 

「土地やハウスメーカーから比較検討したい」「将来の価値も視野に入れて相談したい」という方は、【タウンライフ家づくり】でプランを一括比較しておくと、判断しやすくなります。

ローンを組むなら“リスク対策”を明確にしておく

ご主人が40代前半ということで、住宅ローン審査や団体信用生命保険(団信)への加入を不安に感じておられます。

 

結論から言えば、多くの銀行で50代前半までなら問題なく借入可能です。ただし、健康状態によっては団信加入に制限がある場合もあるため、事前に診断を受けておくのが安心です。

 

また、老後資金とのバランスが気になる場合は「頭金を減らし、返済期間を長くして毎月の負担を抑える」方法も選択肢です。

 

このような判断を客観的に行いたい方には、【モゲチェック】の住宅ローン診断を活用して、複数銀行のプランを比較するのが非常に有効です。

「持ち家 or 賃貸」の最終判断は、老後の暮らし方を起点にする

将来、介護施設へ入るつもりなのか、住み慣れた家で在宅介護を希望するのか──これによって、家の「必要性」は大きく変わります。

 

たとえば、「元気なうちは住み慣れた一戸建てで、介護が必要になったら売却してサービス付き高齢者住宅に移る」など、柔軟に組み立てることで不安は減ります。

 

そのためにも、「この家は将来、売れる or 貸せる」が前提になるように資産性のある物件を選ぶべきです。

結論:家は“持つか持たないか”ではなく、“どう持つか”で考える

夫婦2人のマイホーム購入は、単に「広さや快適さ」を求めるだけでなく、「今後どう活用できるか」「負担にならないか」という観点が何より大切です。

 

ご主人の気持ちも大切にしながら、数字とリスクを可視化し、「納得して家を持つ」ための判断を、今こそ整理してみてください。

 

必要に応じて、プロと一緒に未来設計を行う選択も大いに“アリ”です。

みんなのリアルな回答まとめ

この春にマンション買いました。

 

理由は、賃貸では保証人になってくれる人が居なくなるからです。

 

私が老いたときに身内と呼べる人も私より老いてる状況になります。誰も働いてる年齢ではないでしょう。

 

自分も働けない、身内にも働いてる年齢の人は居ない、そんな状況で賃貸で住み替えは難しいのでは?と。それに、一般の賃貸では年寄は嫌がられますし。

 

賃貸である限り、家主さんの都合で取り壊しのために退去を迫られたりするかもしれません。

 

その時に一括で購入できる資産があるのなら別ですが。

 

一戸建てではなくマンションにしたのは、家を相続する人が居ないため、土地が残っても困るかな~?と思ったからです。

 

40代前半なら、全然問題ないと思いますよ。

 

団信もちゃんと入れますよ~

 

5年ほど前に家を建てました。

 

主人は30代後半でしたが、頭金もそこそこ貯めていたのでローンも少な目にしたのでもう完済しています。

 

うちはあまり持ち家志向はなくて、賃貸でもいいと夫婦ともに思っていたのですが、冷やかしで見に行った分譲地のモデルハウスに一目ぼれし、結局土地から買って注文住宅になりました。

 

二人暮らしだと、一般的なつくりのモデルハウスやモデルルームって間取りが使いにくくて気にいるものがなかったので、今は気に入った間取りですごく満足しています。

 

将来的にはわかりませんが、私はどちらか一人になって、一人暮らしもできないぐらいになったなら家は売ってその分を老人ホーム代にあてるつもりです。

 

もちろん家が思い通りに売れるかどうかはわからないのでそれ以外の資産も確保しておかないといけませんが。

 

一応都会なので、土地があればそこそこまとまった金額で売れると思われます。

 

そのために土地の価値が高い地域で家を建てました。

 

上でもレスされていますが、正直賃貸の方が将来的に不安は大きいです。

 

ずっと同じところに住めればいいけど、年を取ってから大家の意向やマンションの建て替えなどで引っ越しを余儀なくされたら、新しいところをすんなり借りられるかどうか不安です。

 

保証人もいないとその分賃貸料も高くなるし、収入のない老人には貸してくれない物件もあるかと思います。

 

今はとりあえず自分が元気な間は家賃なしで住める家が確保でき引っ越しもしないですむので安心して生活できています。

 

私は引っ越し大嫌いなので、今の家に引っ越してくる時は心底嬉しかったです。
(もうこれで引っ越さなくてすむので)。

 

賃貸の時は家を飾ったりすることにも興味がなかったけど、持ち家だと居心地のいい空間をつくるために、高いけど使い心地のいい家具をそろえたり、ガーデニングにはまったり、予想外にはまれることもありますよ。

 

大好きな猫と住めるのも大きいです。賃貸の時は我慢していたので…。

 

ただローンが多かったり、家を買った後貯金がなくなってしまい老後までに必要額貯められるかどうかもわからなかったり、将来売りたい時に売れないような土地やマンションであれば、無理に買うのはお勧めしません。

 

賃貸では将来更新が難しくなると聞き夫が40代のうちにマンションを購入しました。

 

年老いて車を卒業しても徒歩圏内にいろいろな施設や店舗がある場所を選びました。

 

どちらか一人になったら老人ホーム。

 

最後に残るのが私なら近くに住む友人とルームシェアなども考えています。

 

私が住んでいるところは一戸建てよりもマンションの方が高く売れるのでマンションにしました。

 

年老いてから庭の手入れはできませんしね。(夫の実家がそうなので)

 

一戸建てだと家が傷んだら自分で修理しなければなりませんがうちのマンションは修繕費の積み立てから出るので余計な出費がありません。

 

年金で細々と暮らせるかな~と思います。

 

防犯面もオートロックと警備会社のダブルセキュリティー。面倒な事は管理人さんがしてくれるので助かってます。

 

いつまでも健康ではいられない。動きが鈍くなることなど考えてマンションにしました。

 

うちのマンションは防音がしっかりしているのでアパートであった騒音問題が一切ありません。

 

賃貸から脱出できて良い点は沢山あれど悪い点は一つもないですね。

 

皆さんの色々な意見が聞けて勉強になりました。

 

主人と話し合って決めようと思います。

みんなの回答から見えてきたこと

今回の相談では、「夫婦ふたり暮らしでマイホームを持つべきか?」「ローンを組むリスクや老後の備えをどう考えるか?」というテーマに対し、多くの実体験や価値観が寄せられました。大きく3つの視点で整理できます。

1. 「老後の住まい」に対する安心を得るために購入した人たち

最も多かった意見のひとつは、「高齢になるほど、賃貸が借りにくくなるリスクを避けたい」という理由で家を購入したケースです。

・高齢になると保証人がいない/収入がないことで賃貸の選択肢が狭まる
・住み慣れた場所で老後を迎える安心感が持てる
・ローンを早めに完済し、家賃の不安がなくなる

こうした声は、住宅購入が“安心の終の住処”となる可能性を支持するものです。

2. 「維持・相続・売却」の視点からコンパクトな家を選んだ人たち

一方で、老後のことを考えて「戸建てよりもマンション」「相続しやすい立地」など、“将来の出口戦略”まで意識して購入している方もいました。

・相続人がいない前提でマンションを選び、売却や処分のしやすさを重視
・将来的には売却して老人ホーム代にあてる計画がある
・戸建てだと修繕・庭の管理などの負担が不安という声も多数

マンションの修繕積立や管理費を許容できれば、維持コストの見通しが立ちやすく、特に高齢期の生活設計に合っていると考える人が多く見られました。

3. 「好きな空間に住む喜び」を重視する声も

購入を迷っていたけれど、実際に住んでみると「持ち家ならではの自由な暮らしが楽しめる」と実感したという声も印象的です。

・猫を飼えるようになったことで暮らしの満足度が上がった
・好きなインテリアやガーデニングにこだわるようになった
・もう引っ越しをしなくていいという精神的安定感がある

一方で、「ローンを組んだ後の資金計画が曖昧だったら買うべきではない」という冷静な意見もありました。

 

この章で見えてきたのは、「持ち家か賃貸か」の問いには唯一の正解がないこと。ですが、「自分たちの暮らし方・老後の設計・お金の考え方に合っているか」を真剣に考えることが、後悔のない選択につながるという共通点が見えてきます。

さいごに|FP視点でのまとめ


「夫婦2人で家を買うかどうか」は、将来にわたる住まい・お金・安心のバランスをどう設計するかという問題です。

 

子どもがいないからこそ、“自分たちらしい暮らし”と“老後の安心”の両方を、今から考える必要があります。

 

FPとして注目したいのは、以下の3点です。

・賃貸と持ち家、どちらにも維持コストはある

賃貸では家賃、持ち家では固定資産税・修繕・老朽化リスク。どちらにしても「住居費ゼロ」は実現しません。そのため、「どちらがトータルで得か」ではなく、「自分たちの将来設計に合うかどうか」で判断することが大切です。

・ローン審査と団信の可否は「事前診断」で見える

ご主人の年齢が気になるとのことですが、40代前半であればローンを組める可能性は十分あります。心配な場合は、事前にシミュレーションしてみることで、安心材料が増えます。

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団信の可否や金利タイプの向き不向きなども確認できるので、迷っている方におすすめです。

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終の住処の「間取り・立地」を今から考えるなら、注文住宅という選択肢も有効

夫婦2人暮らしだからこそ、無理のないサイズ感でコンパクトに暮らす家を設計することが可能です。土地探しから始めるなら、まずはハウスメーカーの提案を一括でもらえるサービスを活用するのもひとつの手段です。

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注文住宅を前提に「夫婦だけの理想の暮らし」をカタチにしたい人に向いています。

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「家を持つべきか?老後に備えるべきか?」という悩みに、今すぐの正解はありません。ですが、選ばなかった選択肢が「正解だったのでは」と思わないためには、事前の準備と納得感ある情報収集が何より大切です。

 

今すぐ決めなくてもいい。でも、「老後の住まいとお金」を真剣に考えるタイミングとして、今こそ調べておくことには大きな意味があります。自分たちらしい暮らし方を、焦らず、でも一歩ずつ組み立てていきましょう。