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建物26坪・3LDK・2180万円|この建売、FPならどう判断するか?

夫婦(30代半ば)、未就学児2人の4人で賃貸アパートで暮らしています。

 

転勤族ですが、そろそろ家が欲しいなと思い、ネットやチラシで物件を見ています。

 

良さそうな立地で建売が販売されています。まだ勉強不足なこともあり、ご意見を頂けると嬉しいです。

 

・人口14万人の地方都市(新幹線は通ってません)
・土地62坪、建物26坪
・小学校まで400メートル、中学校まで600メートル
・よく行く激安スーパーまで400メートル(現在の自宅からは車で10分)
・価格2180万円
・駐車3台可能
・オール電化
・2階建て3LDK(1階リビング16畳、2階洋室6畳1部屋、5畳2部屋)
・トイレ2つ、WIC2つあり
・ウッドデッキあり
・周りに家が建っていますが、庭が広く建物同士は離れているので日当たりは良さそう。

 

施行会社は聞いたことない会社ですが、この地域ではたくさん手がけているようです。

 

建物は狭いですが、いつか夫が単身赴任になるし、子供は巣立っていくしこれで充分だと思っています。

 

ただ、1階に和室があったほうが来客時や将来高齢になって足腰弱ってきたときに便利だと思うので、そこが気になってます。

 

ざっと書きましたが、この物件どう思いますか?安いとあとからのメンテナンスが大変ですか?

FPとしての解決策


ご相談の建売住宅は、立地・価格・生活利便性において非常にバランスの良い条件がそろっているように見受けられます。

 

ただし、長期的な視点で見たときに「資産としての安定性」「家計への負担」「暮らしの変化への対応力」という3つの判断軸から、冷静に整理しておくことが重要です。

1.「建物の狭さ」は本当にネックになるのか?

延床26坪・3LDKという間取りは、現在のご家族構成ではややコンパクトに感じるかもしれません。

 

ただし、将来的にお子さまの独立やご主人の単身赴任を見込んでいる場合、「広すぎる家」が老後の維持コストや生活の負担になるケースも多く見られます。

 

来客や将来的な寝室として1階に和室がほしいというご意見はもっともですが、建売住宅の場合、間取り変更は困難なことがほとんどです。

 

その点にこだわるなら、同価格帯で和室付きの物件を並行して探してみるのも一つの選択肢です。いずれにせよ、「いま快適かどうか」だけでなく「10年後の暮らしやすさ」を基準に考えると判断しやすくなります。

2.価格が安いことの意味と、“見えないコスト”に注意する

2180万円という価格は、土地付き一戸建てとしては比較的抑えられており、固定資産税やローン返済の面では家計にやさしい部類に入ります。

 

一方で注意したいのは、「価格が安い=将来のコストがかかる可能性がある」という点です。

・建材のグレードや断熱性は十分か
・基礎・配管・外壁などのメンテ周期は早まらないか
・安価な建売にありがちな「10年後に一気に修繕が必要」といったリスクはないか

地元で施工実績がある会社とのことなので、評判や完成物件の現地見学、第三者によるインスペクション(建物診断)などを行って、構造面の信頼性を確認しておくと安心です。

 

また、土地の広さ(62坪)や周辺環境の安定性は資産価値の下支えになるため、単純に価格だけで「安かろう悪かろう」とは限りません。

3.住宅ローンは“借りる”ではなく“暮らしを設計する”視点で

建物価格が抑えられていても、住宅ローンの返済期間・金利・団信(団体信用生命保険)の設計によって、家計の圧迫度は大きく変わります。

 

特に転勤族で収入変動の可能性がある場合、「いまの収入だけで見積もらず、将来も無理なく返せる金額に抑える」ことが大切です。

 

住宅ローンに関して不安がある場合や、複数の銀行を比較したいという場合は、住宅ローン診断サービスを活用するのも一つの方法です。

 

たとえば【モゲチェック】では、金融機関の金利や条件を比較し、自分に合ったプランを無料で診断してくれます。

事前に「どのくらいまでなら安心して返せるのか」を把握することで、「この物件を買ってよいのか」という判断も、より冷静に下すことができます。

みんなのリアルな回答まとめ

いいと思う。

 

子供が小さいうちは、戸建の方がストレスが少ないと思うので、買うなら今だと思います。

 

スーパーも近くなるし、学校も遠くない。それに、トイレが二つって、案外便利です!

 

メリットもあれば、当然デメリットもあります。費用面で、今の家賃と比べて、月々の負担はどうですか?

 

家のメンテナンス費用は、10年で100万円(大ざっぱですが)。

 

火災保険+地震保険は、10年で20万円くらいかかると思います。

 

資産価値は年々下がって行きますから、駅近の優良物件でない限り、買った値段よりは目減りしてしまうと思います。

 

新築だし、条件だけみると、すごいお買い得な物件だと思います。

 

ただ、気になるのは・・・。周りの相場と比べても、極端に安いですか?

 

もし、そうだとしたら、安い理由が必ずあるはず。

 

なので、その理由をしっかりと聞き出したいところです。

 

その理由が、妥協できるモノであれば、購入でいいと思うし、妥協できないなら、あきらめる。

 

もう1つ欲しい情報としては、駅までの距離かな。

 

小学校と中学校は近い方だと思いますが、高校に進学した時を考えると、駅までの距離は重要かも。

 

高校生は、自動車免許も持てないので、駅との距離があまりに遠いと(自転車通学、徒歩通学なら関係ないけど)、毎朝、毎夕、子どもの送迎が必要になります。(これで、義家族がドツボにはまっています)

 

参考になれば幸いです。

 

たくさん建てたうちの売れ残りなのか、たまたま売れてないだけなのか。

 

とりあえず現地で見てみるほかないと思いますよ。

 

実際、2180万というのは、周辺の相場よりどのくらい安いんですかね?

 

元々の価格はいくらだったんですか?

 

ちなみにうちの近所で、10件建てたうちの1件がなかなか売れず、最終的には500万値引きされてました。

 

真っ先に売れた家との価格差は800万になります。

 

駐車場の構造や間口、ゴミ収集場所とか、行けば色々理由はわかります。

 

周りの土地の坪単価はどうですか?

 

好みの立地に2400万円の建て売りがでてたことがありました。家はコンパクトだけど、我が家の家族構成で住めなくはない。

 

ただ、周りの坪単価からいくと1300万円位する土地でしたので、建物は1000万ちょっとで建てられたもの。やはり何を使ってるのかも怖いな、というのが正直なところでした。

 

結局は自分たちの欲しい家を具体的に考えた時に、1階の和室や階段の位置など間取りで譲れない点がでてきたのでそこは買わずに別の土地に注文住宅を建てました。

 

なのであとからのメンテナンス等はわかりませんが、周りの土地の価格から予想される家自体の価格を考えるといくらくらいでしょうか?

 

あまりに安いとメンテナンスどころか、最低限の設備のために入居前にもオプション等でかなりお金がかかる場合もあるようです。

 

注文住宅の場合には途中の仕様決めででてくるものも、建て売りでは省かれているものが多いので。

 

ただ、家を色々みていた時に、土地が人気がなくて土地をさばくために建て売りを建てて安めに売ってることもある、一箇所にまとめて何軒か建てるとかなりのコストダウンがはかれるので周りの土地よりもお買い得な建て売りがでてる、とか色々な諸事情も聞き、一概に建て売りだから物が悪いわけではないようなので見極めは大事かなと。

 

あとは暮らしの中で家にどれくらいウエイトをおくかってとこですね。うちは結局予算オーバーしたのですが、家には大満足です。

 

それくらいの地方都市なら、建売を買う人は少ないかも。

 

こだわった建築業者などを選ばなければ、同じくらいの値段で注文住宅が建ちますよ~。

 

地方は土地も安いので特別に安い物件に思えません。

 

キッチンなどの水まわりを見てないので難しいですが、モデルルームも兼ねて建てられた物件なら設置機材は普通より良いものの可能性が高いのでお得かも。

 

どちらにせよ半年も住んでないなら、たぶん値切れます。

 

他にも建売物件があるなら沢山見て下さいね~!同じ物件も何回か違う時間帯に見ると良いですよ。

 

良い物件が見つかりますように!

 

いわゆるハウスメーカーで建てても3000万(土地代込みですよね?

 

土地代引いたら上物代は2000万前半という事?坪数にもよると思いますが、それはそれで随分安いかなという気はしますが…)が相場なら、地元工務店なら土地代600万くらい差し引いても上物1000万後半ならあり得るように思えました。

 

1000万後半と書いたのは、おそらく売れ残りという事で300万とか値引きしているのでは?

 

取り敢えず、その工務店が作る同程度の上物の家の相場を調べたいですね。

 

買わない。

 

お子様が未就学児のうちは、居間のほかにもうひと部屋あった方がよいですよ。

 

うちは子供ひとりですが、客間として用意した1階の洋室がほぼ、子供部屋化してます。

 

おもちゃとかすぐ散らかすし、片付けても片付けても散らかすのが子供・・・・(^_^;)

 

いつか子供が巣立っていくけど、巣立つまで何十年と住むんですよ?

 

子供も大きくなりますよ?

 

安い買い物じゃないので、急がなくてもよいと思いますが。

 

その条件のよい場所で、売れてないのはやはり問題もあるのでは?

 

学校から近すぎるのも、将来的にどうなんだろう?

 

子供のたまる家になりませんか?

 

わたしなら、買いません。

 

安い建売を買いました。これはもう個人の価値観だと思います。

 

私は立地が最優先だったので安い建売だったけど大満足しています。

 

庭はないしLDK14畳と小さいしリビングの隣が5畳の洋室だしでしばらく売れ残っていた家ですが、かなり値下げされたことで我が家でも手に届く価格になり即購入しました。

 

でも、うちの場合旦那の譲れない条件が4LDKだったので買わないです。

 

まずは家を見学してみるといいと思います。

 

うちも何軒か見るうちに譲れない条件が分かってきました。

 

安い家はメンテナンスしても無理。

 

自由設計の建売を買いましたが、思っていたより高かったです。

 

近所の建売はもっと安いのにな~、失敗したかな、と不安に思いながら建築過程を見に行ってました。

 

近所の安い建売の建築過程も同時に見てましが、建材が露骨に違いました。基礎も柱も外壁材も、断熱材も…安い建売は全部最低ランクです。

 

ちょっと安い建売なら、割とお買い得なものもあるんですよ。外壁材も、一度に大量に作って安くなっているラインナップもあるし…。

 

でも、かなり安い建売は、どうしようもありません。特に見えない所を集中的にケチってました。

 

断熱材とか防水シートとか家の寿命に関わるものばかり。耐震性に関わる建材とかも。

 

屋根材もメンテナンスのサイクルが短いものを使っているので、費用もかかるし、何より断熱性が劣るのは厳しいように思います。

 

建売を買うなら、工務店の評判とかをもっと情報収集してからでないと、危ないと思いますよ。

 

一概には言えないけど・・・

 

戸建ての建売住宅が安い場合、その周辺の地価が安い・・・・というのもあるでしょうが

 

使われている建材の価格が安い

 

という側面もあると思います。

 

うちは注文住宅です。高価格帯の住宅メーカーは手が出なかったので、お手頃間の高い住宅メーカで建てました。

 

住み始めて分かったのが、「床が傷つきやすかった」とか「キッチンの仕様が安っぽい」とか「壁紙も傷つきやすい」とか・・・・。

 

うちの場合、引き渡し直後、小学校低学年だった子どもの手が滑って懐中電灯を落とした(引き渡し直後で使っている照明器具を持ってくる予定だったので懐中電灯を持って家の中にいた)ら、床にシッカリ跡が残りました。今でも残っています・・・苦笑。

 

その時に「床材が柔らかい=傷がつきやすい=安い材料を使った=こういったのが積み重なって家の建築費が安く済んでいるんだ・・・」と理解しました。

 

仕方ないんです。お金をかけて家を建てる金銭的な余裕はなかったから・・・。

 

とりあえず住めれば良いんです。

 

大がかりなメンテナンスとかはとりあえずは大丈夫?です。その点は他の家と変わらないと思います。

 

「とりあえず住めれば良い」とかも含めて「この家で良い」と思われたら買うのもありかと・・・思いますよ。

 

うちは三軒の建売です。

 

真ん中の物件は2年ちょっと未入居でしたよ。でも場所とかは全く悪くはないんです。

 

東西は家がありますが隣と距離もあるし日当たりも問題無いと思います。

 

現に我が家も隣がありますが東からの日当たりもあります。

 

うちの隣みたいな物件なら「誰も買わないのが不思議」という感じだったので全く問題無いので買いだと思います。

 

建屋が1500万前後。

 

建売なら、まあ、普通じゃないかしら?と思います。和室は欲しがる人が多いですよね。

 

だからついていないと、売れ残りがちになったりもします。

 

ただ、私の実家に至っては、父退職後に、リフォームで全室から、畳撤去しちゃった位です。

 

なんか、上げ下ろしとかする位なら、ベッド生活のほうが楽~らしくって。

 

我が家は、それもあり、なしタイプなのですが、やはり困らないですね。

 

ないならないで何とかなっています。

 

安い土地というのは、いろいろな家庭が入りやすくなります。

 

学校の事を考えると、それはマイナスになることがとても多いです。

 

高い土地は高いなりに、やっぱり治安というか地域の教育力というかが高いんですよ。

 

なので、安さに安易にとびつかないほうが良いと思います。

 

安い建て売りは…

 

資材に難あり、施工に難あり、設備も最低ランク…

 

機密性、断熱性に問題あり…

 

他の方が書かれていないものをあげるとすると、本来ならば地盤改良が必要な土地であるにも関わらず地盤改良がされていない。

これ、実際にうちの近所の建て売りであったんです…。

 

ダンナが一級建築士なので、建築中の建物が気になるようで、本当に近所だったので(徒歩一分以内)ほぼ毎日色々見ていたそうなのですが、同じ団地(開発土地)のその建て売り以外は地盤改良していたのに、建て売り物件のみ(二軒)地盤改良されていなかったと。

 

両隣、前後の家が地盤改良しているのに、そこだけ地盤改良の必要がないなんて有り得ないそうです。たまたま地盤改良の必要がない土地だったのかもしれないですけど、安い理由はそういう費用が発生していないからということもあります。

 

見学に行かれるのであれば、そういう事も確認された方がいいと思います。

 

私なら買いません。

 

設備、本当にショボイですよ。
(何軒か見学に行きましたが)

 

戸建て賃貸を探していたときに見つけた物件で、賃貸より安くなる物件、いずれ住み替え前提で買ったので、後悔はありません。

 

しかし、一生住むなら買わないです。

 

安い建て売りはショボいですよ…。

 

壁と床の間に隙間あるし、コンセントプラグから風が入って、すきま風だらけで寒い。リビングはずっとエアコン入れてるのに、寒くて霜焼けが出来ました。

 

外壁も5年も建ってないのに、ヒビが入りました。

 

キッチンも、今は引き出しが多いけど、開き扉。まぁ、開きなのはいいけど、すぐ歪む扉。

 

換気扇も昔のタイプで扇風機みたいなもの。

 

そして、玄関。入居してすぐに、下の鍵がうまく施錠解錠できなくなり、毎回ガタガタ…。地震の度に鍵の具合が変わるので、微妙に建物が傾いてるんですよね…。

 

築6年の我が家の状況です。場所はとってもいい場所なのに残念です。

 

うちも4件建ったうちの売れ残りでした。かなり値下げされたので、売れ残りで良かったですよ。

 

うちの場合は、ゴミ置き場の場所なのと、隣に大きな建物があるので人気がなかったようです。

 

今は、住み替え目指して、他を探しています。

 

建売の建物は怖いと実父が言ってました。

 

実父は工務店をしてまして注文住宅の建設をしてましたがたまたま実家隣に安い建売がたって最初から最後まで目の当たりにしてあれはすごいねえと実父と実母もびっくりしてました。

 

ちなみに首都圏ではかなり有名な会社ですがそれでもだそうです。

 

他の方も建築系の方はかかれてますが、本職の方は、わかるみたいです。

 

短い時間にたくさんのコメントありがとうございました!

 

実際に購入した方のご意見も聞けて参考になります。

 

やはり「安い建売」は覚悟が必要ですね。

 

注文住宅は予算的に難しいので、「相場相当の建売」や「築浅の中古」も視野にいれて検討したいと思います。

 

どの意見もとても参考になりました。ありがとうございました!

みんなの回答から見えてきたこと

建売住宅を検討するにあたって、多くの方が実際の購入体験や観察結果をシェアしてくださいました。その中から見えてきた共通の傾向と判断材料を、成功談・注意点の2つに分けて整理します。

〈成功談|条件が合えば満足度は高い〉

・暮らしの利便性を重視した選択に納得感
「スーパーや学校が近く、子育てしやすい」「今の家賃と比べても負担は少ない」など、生活圏との相性が良いと、コンパクトでも十分満足できるという声が見られました。

 

・立地と価格のバランスで即決したケースも
「条件の合う建売が値下げされて手が届いた」「立地が最優先だったから満足している」という意見もあり、優先順位が明確な家庭では“割り切って買ってよかった”という声が多く寄せられました。

 

・実際に住んでわかる「必要十分」な広さ
「LDKは狭めでも問題なかった」「老後を見据えると広すぎない家で良かった」など、将来も含めたライフプランを考慮した上で、建物のサイズに納得している方も一定数いました。

〈注意点・後悔談|“安さの理由”には要注意〉

・建材や構造のグレードに明確な差
複数の方が「断熱材や防水シートが最低ランク」「地盤改良がされていなかった」など、“見えない部分のコストカット”に懸念を示しています。見た目では分からない構造部分こそ、専門的なチェックが必要との指摘が目立ちました。

 

・メンテナンス・耐久性に関する不安
「5年以内に外壁にヒビ」「床やキッチンの素材が傷みやすい」「すきま風や断熱性に問題があった」など、価格の安さが将来的な修繕コストの増加につながるケースも散見されました。

 

・“売れ残り”の理由は慎重にチェック
「日当たりや立地に問題なしでも、なぜか売れ残る建売がある」「ゴミ置き場や接道条件、近隣住民の動向が影響していることも」など、物件価格だけでなく“売れない理由”の有無を現地で確認する必要があることも明らかになりました。

 

・注文住宅との差に落胆する声も
「住み始めてから安さの理由を実感した」「細部の仕上げや快適性が違う」など、比較対象が明確な人ほど“安さ”と“住み心地”のギャップに不満を感じやすい傾向があります。

 

これらの体験談からわかるのは、「価格だけでは判断できない」ということです。

 

現地見学を重ねながら、自分たちにとって本当に大事なポイントを整理し、割り切るべき点・こだわるべき点を明確にすることが、後悔しない家選びの鍵となります。

さいごに|FP視点でのまとめ


建売住宅は、「予算内でマイホームを持てる」という現実的な選択肢です。

 

特に子育て中で賃貸にストレスを感じているご家庭にとっては、暮らしやすさや生活の安定感を得やすいメリットもあります。

 

一方で、価格の安さには必ず理由があります。

 

それが「大量施工によるコストダウン」であれば歓迎すべきことですが、建材の質や構造、安全性を犠牲にしているケースもあるため、見た目だけで判断せず、冷静な確認が求められます。

 

住み心地の差は、住んでからでないと気づけない部分もあります。

 

だからこそ、内覧時には設備や断熱性だけでなく、“なぜこの価格か”を一歩踏み込んで見極める姿勢が大切です。

 

また、住宅ローンについても同様で、「買える金額」ではなく「無理なく暮らせる金額」で設計することが重要です。

 

家を買ったことで生活が窮屈になるようでは本末転倒です。

 

もし不安がある場合は、【モゲチェック】などを活用して、住宅ローンの条件を見える化し、事前に“安心できる返済計画”を組んでおくことをおすすめします。

焦らなくて大丈夫です。
でも、後悔しないために“今のうちに調べておく”ことは、価値ある行動です。

 

マイホームは「人生を整える手段」であって、「目的」ではありません。
家族の暮らしとお金のバランスを大切にしながら、自分たちにとってちょうどいい選択を、冷静に見つけていきましょう。