本サイトのコンテンツには、プロモーションが含まれています。

年収400万円台・子ども3人で1000万円の家は買える?中古住宅購入の現実と判断基準をFPが解説

結婚10年目。子供3人。9歳6歳3歳です。

 

旦那の月手取りは21万。私の月手取りは15万前後です。

 

貯金は500万程。私の結婚前からの貯金も300万程あります。親からの援助が500万程あるかもしれません。

 

現在住んでいる所の近くに中古住宅が売り出されました。金額は1000万です。

 

今はアパートに住んでいるので、狭くて住み辛く一戸建てを探していました。もしローンが通ったとしても、子供達を育てあげ家も維持できるのか不安です。

【FPが解説】1000万円の中古住宅を買う前に|手取り36万円・子ども3人・貯金800万円の現実と「買ってもいい条件」

「ローンが通っても、本当に買っていいのか」悩むあなたへ

手頃な中古住宅が見つかった。
今の賃貸が手狭で、子どもたちにもっと快適な環境を与えたい。
でも、ローンを背負いながら3人の子どもを育て、教育費をまかない、老後資金まで用意できるのか不安…。

 

そんなリアルな悩みに対して、数字と将来設計の観点から“今の選択が正しいか”を考える記事です。

相談者家族の概要

項目 内容
年齢 夫婦ともに34歳
子ども 9歳・6歳・3歳(3人)
収入 夫:手取り月21万円/妻:手取り月15万円(世帯月36万円)
年間手取り 約430万円
貯金 500万円(+妻の結婚前貯金300万円)=合計800万円程度
親の援助 最大500万円あり(確定)
購入希望物件 中古住宅1000万円(状態良好、修繕済み)

FPの結論|「買ってもいい家」だが、条件付きで計画を立てることが絶対

このご家庭が「家を買ってもいい」と判断できるのは、以下の3点を満たしているからです。
物件価格が抑えられており、ローン負担が小さい

1000万円の家は年収の2倍強 → 安全圏

援助+貯金で頭金が十分に確保できている

実質的にフルローンを避けられる

今後15〜20年の住宅支出を含めたライフプランの見直しが前提

教育費・老後資金・修繕費を“可視化”できるかがカギ

ローンを組んだ場合の負担額シミュレーション

仮に1000万円を15年ローン(1.2%固定)で組んだ場合

毎月の返済額:約6.1万円
総返済額:約1100万円
返済負担率:年収430万円に対して約17%(安全圏内)

今の家賃とほぼ同等で、生活に無理が生じない金額
※援助や貯金を使って500万円を頭金にすれば、ローン額は500万円に減り、
月3万円台で返済可能になります。

住宅購入を検討する際に、見落としがちな“3つのコスト”

購入前に「この3つのコストを事前に備えられるか?」を必ず確認してください。

① 教育費(3人分で約1500万〜2000万円)

・公立中心でも、大学まで進学すれば1人500万円以上
・私立・下宿・浪人などがあると1人700万〜1000万円もあり得ます
・同時期に2人分の教育費が重なるタイミングにも注意

② 修繕費・維持費(10〜20年後に必ず発生)

・外壁塗装、屋根修理、水回りリフォームなどで最低でも100万〜200万円
・固定資産税や火災保険もランニングコストとして必要

③ 老後資金(自助努力で2000万円は必要)

・子育てが終わってから10〜15年で老後資金を貯めなければならない
・持ち家があっても、「維持費」と「医療・介護費用」は別にかかる

FPの解決策|この家を“安心して買う”ための3つのポイント

1. 援助と貯金の「全額は使わない」

・800万円+援助500万円=1300万円のうち、最低300万円は残す
・家電買い替えや教育準備金に備え、「現金ゼロ」は絶対に避ける

2. 月5万円以上の貯蓄ペースを確保できること

・住宅ローンを返済しながらも、教育費・修繕費・老後用の積み立てを継続すること
・「家を買ったら貯金できなくなった」は破綻の第一歩

3. “想定外”の出費に備える生活防衛資金(6か月分の生活費)

・今の生活費(約30万円)×6か月=180万円程度の現金ストックを確保
・突発的な病気・車の故障・家族の冠婚葬祭などに備える

中古住宅購入前に「見える化」しておくべきこと

項目 具体例
教育資金 子ども3人でどれくらいかかるか(進路別に想定)
ローン返済 月返済額/完済年齢/一馬力でも回るか
修繕計画 10年後・20年後の補修タイミング
老後資金 60歳以降に必要な金額/貯められる期間と額

まず無料で試しておきたいシミュレーションサービス

タウンライフ家づくり
→ プロが作成した間取り・費用見積もり・建築計画がもらえる

タウンライフ家づくりを無料で試す

モゲチェック
→ 月々いくらで返せる?固定・変動どっち?金利比較もまとめてできる

モゲチェックで住宅ローンを見える化

「無理なく返せる家」を選ぶことが、子どもと未来を守る選択になる

この家計なら、1000万円の中古住宅購入は「可能」であり「現実的」です。
ただし、「買えるから買う」のではなく、「買っても貯金を続けられるか」を基準に判断してください。
家は、家族の安心の基盤。
でも、教育・老後・生活のゆとりがすべて犠牲になる家なら、それは“借金のかたまり”にすぎません。
逆に、
・無理のない金額で
・将来の出費を想定しながら
・援助や貯蓄を上手に使って
「暮らしながら安心できる家」を選べるなら、今がそのタイミングかもしれません。

みんなのリアルな回答まとめ

我が家は1500万円の中古住宅を購入し1000万円借り入れ。

 

家賃程度の金額(6万強)で15年あれば返済できる予定ですね。

 

住宅ローン減税も10年あるので10年後に全部返済する予定です。

 

我が家は築浅での購入なので水回りのリフォーム等は不要だったのですがの考えておられる物件はどうですか?

 

ある程度築年数が経った物件ですと色々リフォームが必要な場合もありますからまずは見学だけにでも行って見られてはどうでしょうか?

 

見てみたら自分の理想とはかけ離れている場合もたくさんありますよ^^;

 

中古とのことですが、築年数は?それによって維持費が大きく変わります。

 

また、1000万の物件で、500万の援助があるかないかではあまりにも大きく条件が変わります。

 

どうでしょうか?

 

援助があるなら、ローン組まず、一括払いも可能ですものね。

 

それから、年間貯金額はいくらでしょう?

 

貯金が500万とありますが、10年で500万?

 

年間50万の貯金で、しかもこれは教育費込みということでしょうか?

 

となるとかなり厳しいですね。

 

9歳のお子さんが高校出るまでにあと9年。

 

450万。3人分の大学費用には厳しいかも。

 

大学費用を考えて無いならいいのですが。

 

夫婦で手取り37万。

 

そんなに少なくはないと思います。

 

もし、本当に年間50万しか貯金が出来ていないなら、一度家計診断されてみてはいかがでしょうか?

 

水回りなどリフォームが必要ではないですか?築26年となると、外壁塗装なども心配ですし、リフォームすると結局プラス1000万単位になる覚悟かと。

 

まずは、どの程度リフォームが必要かを見積もりしてみて、それを合わせると家の価格がいくらになるのかというのを試算してみられた方がいいかと思いますよ。

 

500万の援助があるかないかも大きいですから。

 

もし合計2000万となったとして、援助が500万と貯金の500万があれば借入1000万でローンを組めると思います。

 

結婚前の貯金300万は残しておかないと、上のお子さんの中学や高校入学の際にまとまってお金が出ていったり、家電の買い替えや車の維持費など必要だと思います。

 

1000万のローンを組んでおそらくご主人の給料分で毎月の食費や教育費等必要経費が全部でていくのではないかと、収入15万から住宅ローン返済と貯金ができれば生活はできると思いますが。

 

年額100万返すと11年くらいで返せますよね。残り毎月5万貯金したとして年額60万円です。

 

ただ、3人のお子さんの学資をどうするのかなという心配があります。みなさん大学にいかない前提ならば大丈夫だと思いますが、大学県外となると奨学金を借りても仕送り等結構大変かなと思います。

 

3学年差なので1年ずつは2名仕送りかも?

 

10年ちょっとでローンを完済したとして、下のお子さんが大学行くとするとあと20年はお金がかかる期間です。

 

何歳になっておられるでしょうか?

 

そこから老後の資金貯められるといいですが、そのころまた家の修繕がかかる気がします。

 

ご主人の昇給やボーナスはないでしょうか?それがあるとないとでは、また状況がかわってくるかなと。

 

家を購入したとしてお子さんが全員家にいる期間はあと7-8年です。下のお子さん18歳でが巣立つとして15年。家に使うか・・・学資と老後の資金に使うか・・・。

 

今朝、内覧に行ってきました。

 

家主の方もいらっしゃって、話を聞く事ができました。

 

丁寧に手入れをされていたらしく、外壁は既に2度塗り替えたそうです。

 

和室の畳もまだ充分使えると話されていました。

 

屋根も修繕済だそうです。

 

大工の父にも付いてきてもらいました。

 

少し気になる所はありましたが、中古住宅ですし父に直してもらう事もできるので、購入の方に気持ちが傾いています。

 

金銭面での援助もしてくれると言ってもらえました。

 

私達夫婦共に34歳なので、ローンをかえしながら貯蓄し学費もまかない、ローン返済後に老後の蓄えもできそうです。

 

ありがとうございました。

最後に|“背伸びしない家”こそが、家族を守る選択になる

1000万円の中古住宅。
今の年収でも、援助と貯蓄があれば無理なく買える価格帯かもしれません。
けれど、買って終わりではなく、「買ったあとも笑って暮らせるか」が何より大事です。

 

これから3人の子どもを育て、教育費を準備し、ローンを返し、老後も見据える人生が待っています。
そんな未来を見据えるからこそ、“ちょうどいい家”を選ぶことは立派な選択です。

 

・月々の支出に無理がないか
・教育費・老後の積立を継続できるか
・想定外の出費に耐えられる余力があるか

 

この3つを見える形にしておくことで、家はあなたの不安を増やすものではなく、安心のよりどころになります。

 

「今の家計で何ができるか」ではなく、「未来まで考えたときに、何を選ぶと後悔しないか」を基準に、判断してみてください。

 

“家が欲しい”という気持ちを、数字と計画で支えてあげれば、その夢は「無謀」ではなく、「現実的な第一歩」になります。

自分の家計で“本当に買っていいのか”見える化したい方へ

「この家なら買えるのか?」「ローンはいくらまで大丈夫?」「将来の教育費と両立できる?」
──こうした疑問に、無料で具体的な答えをくれるサービスがあります。

 

数字を“見える化”することで、「なんとなく不安」は「納得できる判断」へと変わります。

タウンライフ家づくり

間取り・予算・土地プランを、複数社から一括で無料提案してもらえます。
中古住宅を検討中でも、「我が家に合った家の形」をプロが提案してくれます。
タウンライフ家づくりの無料プラン請求はこちら

モゲチェック

住宅ローンを組むなら、「金利の違い」で総支払額は数百万円変わります。
モゲチェックなら、あなたの年収・借入額で“通りやすく、損しにくい”金融機関を無料診断してくれます。

モゲチェックで住宅ローンを無料シミュレーション

 

「買えるか」ではなく、「買っても安心して暮らせるか」を、今のうちに確かめてみてください。
家族と過ごす未来を守るために、準備は“買う前”から始めるのが一番です。