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築3年の戸建て、売るべき?ローンが残っていても後悔しない判断軸をFPが解説

30代主婦です。3年前に地方の地元に一戸建てを建てました。子どもは小学生と幼稚園児の2人です。


現在、夫は全国転勤がある会社に勤めており、単身赴任中です。


以前は自宅に住んでいたこともあったのですが、転勤のスパンが割りと短く、次はどこに行くのか、いつ自宅に帰ってこれるのかはわからない状態です。


ただ、家族みんな今の単身赴任の状況に不満があるというわけではありません。


しかし、最近、夫にヘッドハンティングの話が持ち上がり、夫はやってみたいと言っているのですが、勤務地が東京になります。


転勤はないので、定年までずっと東京ということになります。


今まではまた自宅近くに転勤になるかもしれないということがあったのですが、転職すればそれはなくなります。


そうなると、私と子供たち2人で4LDKの戸建てに住んでいることがもったいなく感じてしまいます。


そして、今は子供がまだ小さいため、私の両親の手を借りたりすることも多いですが、今後転勤がないのであれば、子供たちがもう少し大きくなったら、いずれみんなで東京に住むのもいいかなと思っています。


そうなると、やはり自宅を売って、とりあえず家族3人で賃貸に引っ越したほうがいいのかと思い始めました。


家を売るなら築年数が浅いうちに売ったほうがいいですよね?ただ、まだローンももちろん残っていますし、家を手放す不安もあります。


売ってマイナスになってしまう場合のほうが多いですよね?


ちなみに地元は車社会の田舎で、自宅は駅から距離はありますが、最近新興住宅地として人気が出ている場所です。


自宅を売却したことのある方、なんでもいいので経験談やアドバイスがあればお願いします(>_<)

▼相談内容のまとめ
地方に築3年の戸建てを持つ30代の主婦。
夫は単身赴任中だが、東京での転職が決まれば家族での移住も現実的に。
「ローンは残っているけれど、家を手放すなら今?」と悩み中。
築浅のうちに売るべきか、持ち続けるべきかを迷っている。

FPとしての解決策|「築浅の今、売るかどうか」は“資産”と“暮らし”の両面から判断する


築3年の戸建てを手放すかどうか──
この判断は「家計の損得」だけでなく、「これから家族がどう暮らしていきたいか」という生活設計の視点も必要になります。
FPとしてお伝えしたいのは、以下の3点です。

売るなら“築浅の今”がベストタイミングになりやすい

住宅の資産価値は、築年数が経つごとに徐々に下がっていきます。
中でも、築5年を超えると下落スピードが加速する傾向があり、築3年の今はまだ「高く売れる可能性がある時期」です。


特に設備の新しさ・外観のきれいさが評価されやすいため、売却を少しでも考えているなら「とりあえず査定」だけでも動く価値はあります。


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(複数社の査定結果を比較でき、売り時の判断材料になります)

売却=マイナスになるとは限らない。ポイントは“ローン残債”との比較

戸建てを売る場合、多くの人が不安に思うのが「残債があるのに売って大丈夫か?」という点です。
しかし、判断すべきなのは 「売却価格 − 残債 = プラスかマイナスか」という収支です。
たとえば…
・売却価格:2,800万円
・ローン残債:2,500万円
→ +300万円の黒字(引越し・手数料を除く)


一方で…


・売却価格:2,400万円
・ローン残債:2,500万円
→ 100万円の持ち出し(自己資金が必要)


この差を知るには、実際の相場を把握することが第一歩です。
築浅で人気エリアなら、思っている以上の価格がつく可能性もあります。

家族の拠点が変わるなら、「資産の置き場所」も変えるべき

今後、ご家族で東京に住む見通しが立っているなら、地方の戸建てを長く保有し続ける理由は徐々に薄れていきます。


賃貸活用という選択肢もありますが、管理や空室のリスク、遠方での対応コストを考えると、築浅の今、高値で現金化できるうちに売却してしまうほうが合理的です。


いま手放すかどうか迷っている段階なら、まずは「いくらで売れるのか」だけでも把握しておくと判断しやすくなります。


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みんなのリアルな回答まとめ

旦那さまと早めに不動産会社に相談して下さい。


転勤予定でも内覧可能性なら、売りに出すことは可能です。広告を入れてくれるかも確認して下さい。


掃除は神経質なくらいして下さい。ホコリや水回りの汚れた家だと買主に値切られてしまうかもしれません。不動産屋さんは掃除までは気を使ってくれないと思います。庭周りもキレイにして。


転居後でもうれますので、引っ越し時の室内清掃は気を使って下さい。掃除用具や掃除機は1番最後に積むとか。


築年数3年なら、まだ水回りも室内や外壁も綺麗ですね。うちは戸建てではなく中古マンション売却だったので買った値段で売れましたが。


よい値段で売れるといいですね。


不動産屋買取と仲介売却があって一般の人が買うのが仲介の方です。仲介手数料はかかりますが、買取より高く売れると思います。


とりあえず、確定ではないけれど相場が知りたいので仲介でいくらくらいで売れそうか相談してもいいのでは。早めに相談して下さい。

不動産勤務です。


査定なんかは無料で行ってくれるので、とりあえず近くの不動産屋さんに相談されるのがいいと思います。


残債の相談にも乗ってくれるはずです。


自らを売主として、不動産屋さんに仲介で売ってもらうのか、不動産屋さんに買い取ってもらうのかで条件は変わってきます。


時間的余裕がなく、早く現金化を望む方はどうしても後者になりがちで、買い叩かれる可能性が大きいので、出来れば早めに動く方がいいですよ。


査定して売らない人もいるので、何か焦せらせるようなことを言われても断ればいいと思いますよ。


みなさん、ありがとうございました!


とりあえず早めに査定だけでもしてみようと思います(^-^)

さいごに|FP視点でのまとめ

築3年という「売却に最も有利な時期」に差し掛かっているからこそ、
いまの迷いは、将来の後悔につながるかどうかを分ける重要な分岐点です。


実際に戸建てを売却した経験者たちからも、共通して見えてきたのは以下のようなポイントでした。


「査定だけでも早めに取っておいてよかった」


「仲介と買取の違いを知らなかったので、調べてよかった」


「築浅でも印象や掃除で価格が左右されるとは思っていなかった」


そして、**“売ると決めてから動く”のではなく、“売るか悩んでいる段階で動いた人が納得のいく選択をしていた”**という点も重要です。


家族構成が変わること、暮らしの拠点が変わることは、単なる住まいの話ではありません。
だからこそ、「資産としての価値」「家計の影響」「これからの生活設計」それぞれを切り分けて考えることが大切です。


そのうえで、「いくらで売れるのか」だけでも早めに知っておけば、選択肢の幅も判断の軸も、ぐっと明確になります。


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複数社の価格を比較しておくだけでも、焦りや後悔は確実に減らせます。
納得して家を手放すためにも、まずは正しい情報を手に入れることから始めてみてください。


焦らず、でもタイミングを逃さず──
いまできる情報整理から一歩踏み出すことで、納得できる選択につながります。