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老後の住み替え、マンションはアリ?2LDKで足りるか迷ったときの判断ポイント

40代後半の夫婦です。数年後、老後を見据えて、生活に便利な場所への住み替えを考えています。

 

その頃、子どもは1人が巣立っているはずで、もう1人はさらに数年後には家を出る予定です。

 

順調にいけば、の話ですが。大は小を兼ねるのは承知の上で、将来夫婦だけになることを考えたら、2LDKでいいのではないかと思っていますが、やはり狭いでしょうか?

 

子どもたちが帰省してきた時にはどうする?でも年に数日のことに一部屋空けておくのももったいないように思います。

 

老後の住処、どのような感じが理想でしょうか?

FPが解説|老後の住み替えで「2LDKは狭い?」と迷ったときの判断軸


「将来は夫婦ふたりの暮らしになるけど、2LDKで足りる? 狭すぎない? 帰省時の子どもはどうする?」──。

 

これは多くのご家庭が、老後の住まいを考えるときに直面する“リアルな悩み”です。

 

ファイナンシャルプランナーの視点で、後悔しない選択に必要な判断ポイントを整理します。

1. 2LDKでも「狭い」とは限らない。大事なのは“使い方”

夫婦2人で暮らすには、2LDKは基本的に問題のない広さです。

・1部屋:寝室
・もう1部屋:書斎・家事室・趣味部屋・来客用の兼用部屋に

子どもが帰省する際は、このもう1部屋に布団を敷くか、必要に応じて簡易ベッドを設置する形で十分対応できます。
2LDKの最大のメリットは、「掃除・冷暖房・固定資産税などの維持コストが抑えられること」。
家の広さ=安心ではなく、日々の生活に無理がないことが老後の快適さにつながります。

2. 「子どもが帰省したとき」だけで間取りを決めない

子どもたちが年に数日しか帰省しない場合、そのためだけに3LDK・4LDKの広い住まいを維持し続けるのは、経済的にも非効率です。

・年に数日→近隣ホテルや民泊を活用する家庭も増加中
・むしろ来客時の対応方法を“割り切って”考える方が家計に優しい

「たまにしか使わない部屋」がずっと空いている状態こそ、もったいないのです。

3. 分譲と賃貸、どちらが正解?年金生活を見据えた視点で考える

● 分譲の特徴
・持ち家資産になる
・売却や相続も視野に入る
・管理費・修繕積立金など固定支出は続く
● 賃貸の特徴
・身軽に引っ越しできる
・将来施設入居や地方移住の選択肢もとりやすい
FPとしては、「今後の収支予測(年金・貯蓄・支出)を基に、60歳以降のキャッシュフロー」を一度シミュレーションすることを強くおすすめします。

4. 老後こそ“生活インフラ”重視で選ぶべき

間取りよりも重要なのが「住環境」です。

・駅やバス停までの距離
・スーパー・病院・ドラッグストアの近さ
・管理人の常駐有無や管理組合の運営状態

家が少し広くても、生活の利便性が悪ければ、外出や通院が億劫になりQOL(生活の質)が下がります。

 

“好立地の2LDK”という選択肢は、資産価値的にも現実的です。

まとめ:2LDKは“狭さ”ではなく“最適化”の選択肢

今後、老後の生活を見据えた住み替えを考えるなら、必要なのは「広さ」よりも「無理のない暮らしの設計」です。

 

2LDKでも柔軟な活用ができれば、費用も手間も抑えて、身軽で快適な暮らしが実現できます。

 

その上で、今の家をどうするか/新たに住むならどこまで費用をかけるかを冷静に判断するには、

 

無料でできる以下の2つのチェックが有効です。

 

今の家がいくらで売れるか確認する>イエウールで無料査定する

 

無理のない住み替えローン計画を立てる>モゲチェックで住宅ローンを見直す

 

老後の住まいは、「大は小を兼ねる」ではなく「身の丈に合った最適解」を探すもの。焦らずじっくりと、納得のいく選択をしていきましょう。

みんなのリアルな回答まとめ

理想は、2LDKかな。あんまり広くても掃除も大変ですし、地価が高い地域だと固定資産税も大変です。

 

私なら、寝室以外のもう一部屋は、書斎兼家事室として使い、子ども帰省時はそこに布団を敷けるようにするかな。

 

洗濯が大好きなので、普段その部屋は洗濯物干しに大活躍しそう。

 

あと、夫がドライアイ持ちなので、洗濯物がたなびいている書斎、きっと目に優しいはず♪(散らかし屋夫なので閉じ込めておける!)

 

あと、納戸があれば…とも思いますが、余計なものを溜め込みそうなので、広い収納がドカーンとあるより、各居室にクローゼットと、パントリーやリネンスペース等が各所にあるほうが、片付け苦手の私には整理整頓して暮らしやすいかな。

 

ただ、唯一気になるのは、転売時は普通の3LDKが好まれるので、2LDKは好立地でないと、売却に苦労するかもしれませんね。

私の実家は、3LDKで80平米弱のマンションです。私と妹が結婚し家を出て。夫婦ふたりです。

 

妹が使っていた部屋が両親の主寝室、私が使っていた部屋が父の書斎、両親が寝ていたリビング続きの和室は本来の客間として、余裕を持って使っています。

 

私たちが帰省したは、和室で寝ています。妹夫婦は、父の書斎に寝ます。

 

夫の実家は、4LDKで100平米のマンションです。

 

夫の部屋は母の趣味部屋、妹の部屋はそのまま納戸、和室で義父、洋室で義母が寝ています。

 

義両親や祖父母もそうですが、年を重ねると、夫婦で寝室を別にする人が多いように感じています。

 

私の両親や夫の両親は、戸建てを維持・管理するのはめんどうなので、マンションの方が楽だと言います。

ありがとうございました。

 

私は庭仕事が苦手、というか全くできないので、マンションへの住み替えを考えています。

 

お金もないから中古でもいいので、とにかく便利のいい場所、というのが条件です。

 

賃貸でもいいとすら思っています。

 

2LDKあればいいかと思っていましたが、いろいろと難しいですね。

 

でもやっぱりコンパクトな生活もいいな

 

早くて3年後の話なので、じっくり考えたいと思います!ありがとうございました!

【最後のまとめ】“広さ”よりも“心地よさ”を基準に


体験談からも見えてきたのは、「2LDKでも工夫次第で快適に暮らせる」という共通した実感です。

・帰省時の部屋は、書斎や趣味部屋を兼ねて活用する
・掃除や管理の手間を減らせることが、結果的に自分をラクにする
・夫婦別室や趣味スペースなど、使い方次第で“狭さ”は感じない

一方で、「将来的な売却を見据えると3LDKが有利」といった現実的な視点もあり、“暮らし”と“資産性”の両立をどう考えるかがカギになります。

 

また、40代後半〜50代の住み替えは「資金面」と「暮らし方の価値観」を見直すベストなタイミングでもあります。

 

迷ったときは、“今の家の価値”と“これからの資金計画”を見える化してみてください

 

いまの家がいくらで売れる?
→ 不動産会社に直接行かずとも、ネットで複数社の査定が可能です。

 

住み替えの資金、ローンは無理なく組める?
→ 年齢や年金を見据えた借り換え・返済額のシミュレーションはこちら

 

結論:老後の住まいは、"足りるか"より"活かせるか"で決める

 

広い家が安心とは限りません。自分たちにとってちょうどいい暮らし、管理しやすいサイズ感、便利な立地。そのバランスこそが、これからの人生を軽やかにしてくれます。

 

住み替えは“老後への準備”ではなく、“これからを楽しむための選択肢”です。あなたにとっての最適な暮らし方を、今から少しずつ描いていきましょう。