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マンション売却に疲れた…契約延長すべき?迷ったときの判断軸をFPが解説

売り出し始めて3ヶ月、先月末で契約満期で、うまくいかないので他者に変えるつもりで断る予定でした。


が、不動産屋さんより今2組真剣に考えている人がいるのでその人まで内覧を受けてくれないか?とのことでこの2組の方のみ引き続き受けることにしました。


最初の1組目の方・・・即気にいってくれたようで、申し込みが入りました。引き受けてよかった!と思いました。が手付金を振り込もうとした直前に連絡がありローン落ちとのこと。


2組目の方・・1週間に3回内覧に来られました。毎回掃除を入念にして(当たり前ですが)お出迎えしました。


他の事を後回しにして内覧を最優先しました。しかし結果はお断り。


これで契約は終わりなのですが、不動産屋より「せっかく2度もチャンスがあったのだからこのまま引き続き契約しませんか?」と言われました。


まだ返事はしていませんが疲れてしまって。またしばらく干されるかなと思ったり。


時間ばかり過ぎていきます。同じような方、すんなり決まった方、どんなことでもけっこうです。


売却に関するお話が聞けましたらと思います。

FPとしての解決策|売却活動に疲れたときに立ち止まって見直したい3つの視点


「手付金直前でのキャンセル」「複数回の内覧対応の末に断られる」など、気力と時間を使ったにもかかわらず成果につながらなかったとき、多くの方が「このまま続けて意味があるのか」と悩みます。


ここでは、FP(ファイナンシャルプランナー)の立場から、売却活動に疲れてしまったときに見直したい判断軸を3つに整理します。

1. 契約延長か、乗り換えかの分かれ道は“納得感”にある

不動産会社から「あともう少しで売れるかも」と言われると、売主としては期待を抱いてしまいます。ただ、それが“根拠ある提案”なのか、“引き止め”なのかを冷静に見極める必要があります。


次の点を基準にチェックしてみましょう。

・価格設定の根拠を明確に示してくれているか
・販売戦略の見直し提案があるか
・媒介期間中のレポートや報告が丁寧だったか

これらに納得できていれば延長も一つの選択肢ですが、疲労感が勝るようであれば他社への乗り換えも検討価値があります。
イエウールの一括査定で他社の対応力や価格帯を比較することで、戦略の見直し材料が得られます。

2. 心のコストと内覧対応の疲労を可視化する

内覧のたびに掃除やスケジュール調整をして、結果的に不成立——。この繰り返しは想像以上に精神的な疲労を伴います。
売却活動の“費用”には、

・管理費・修繕費などの維持コスト
・心身へのストレス(睡眠・健康・時間)

も含まれることを忘れてはいけません。


いったん活動を止めることで、生活のリズムや家族との時間を取り戻せるのであれば、“いま休む”という判断も、将来の損失を防ぐ選択肢です。

3. 売却の目的と資金計画を再確認し、“目的ベース”で決断を

「そもそも、なぜ売るのか?」という原点に立ち返ることも重要です。


・住み替えのため?
・ローン返済?
・資産整理?


目的が明確になれば、「今この価格で売ってもよいか」「もう少し保有すべきか」の判断基準が定まります。


価格交渉や売却タイミングに迷ったら、“目的ベースの損得”で考える。感情ではなく、計画で判断することで、疲れに引きずられず前向きに進めます。

みんなのリアルな回答まとめ

昨年、マンションを売却しました。


幸い、引越し後、わりと早い時期に、売れました。


現金一括で、購入されたので、ローンの審査で落ちて、キャンセルされることもなかったけど、住宅ローンで、購入される方は、ローン審査通るまで、安心は出来ませんね。


うちより、先に売り出して、高い売値に設定してるところは、まだ売れてないようでした。


うちは、もうローンも完済してたし、一戸建てを現金買いした後でしたから、相場程度で売れればいいと思いました。


売値にこだわらないなら、即時買取りなら、不動産屋などに直接、買い取ってもらえば、手間、時間かかりませんが、売値は、一般的には、売却するよりは安くなるようです。


買取り保証サービスというのもあり、一定期間、売れなかったら、その不動産屋が、買取りしてくれるというものもあります。


売却しました。


仲介業者の方が言ってましたが、首都圏に近くてもなかなか売れない時期だそうです


うちが売れたポイントは
・大手仲介業者
・駅近(2路線使えて、どちらも徒歩5分以内)
・都内まで電車で15分
・単身者用の間取りなので安い
・築10年未満
・退去済み
・クリーニング済み
ってとこですね


狭いことを除けばかなり良い物件だったので、内覧希望の方もほぼ毎日いたそうです。


大手仲介業者なのでHPもしっかりしていて、呼び込みの後押しになりました。


退去済みでクリーニングしているというのは部屋を良く見せるためにはかなりプラスです。


その上鍵も仲介業者に預けられますから内覧の自由がきいて良かったみたいです。


うちは3年前に都内マンションを売りました。新築で買って五年住んで、購入金額と同額で売れました。


当初は大手二社に一般媒介契約でお願いして、すぐにたくさん広告を出して内覧を数組連れてきてくれました。


その中で決まりそうなお客さんから値下げ要求があり、応じずに破談になって、正解だったのか分からず悩んでいたら、知らない業者から手紙が来ました。自分の客に内覧したいお客さんがいるが連れて行ってもいいか?と。


ビックリしましたが指定された番号に電話して話を聞いてみたら、広告に出ていたから紹介したと。


なんて下品な業者だと思いましたが、とりあえず内覧は了承しましたら、こちらの希望金額で商談成立。


すぐにその業者と媒介契約を結んで売却しました。


珍しい話かわかりませんが私の経験談です。

みんなの回答から見えてきたこと

実際に売却を経験された方々の声を見ていくと、次のような傾向が見えてきます。

【売却成功につながったケース】

・退去後+クリーニング済みで第一印象が良い
・購入者が現金一括でローン審査が不要だった
・相場に近い価格で“こだわりすぎない”売り出し方
・大手仲介業者で広告戦略がしっかりしていた

【苦労した・途中で疲れてしまったケース】

・ローン審査で直前にキャンセルされた
・内覧対応のために生活が圧迫された
・契約満了後も「続けましょう」と言われ、気持ちが限界に

なかには、途中で業者を乗り換えたことで即成約につながったという人もいます。売れない原因が「物件」ではなく「営業力・アプローチ方法」であることも少なくありません。


また、「無理して売るより、自分のタイミングを大事にした」という声も目立ちました。疲れすぎる前に、一度立ち止まることが、結果的に満足のいく売却につながることもあるのです。

さいごに|FP視点でのまとめ

売却活動が長引くと、精神的にも生活的にも疲れが蓄積し、判断が鈍くなることがあります。そういうときこそ、一度立ち止まって「自分は何を求めていたのか」「このままでいいのか」を見直すタイミングです。


契約延長するもしないも、価格を変えるも変えないも、すべては“自分の目的”から逆算して判断すべきです。


そして、もし今の業者との方向性に迷いがあるなら、他社の意見を聞いてみるだけでも、気持ちが整理されるかもしれません。


イエウールの無料一括査定なら、複数社の意見を比較しながら冷静に検討できます。


売却はマラソンのようなもの。焦らず、でも止まりすぎず。今の自分にとって「納得できる判断」をしていきましょう。