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越境している塀のある土地は買って大丈夫?購入前に知るべき注意点と対処法

今回の相談は、購入する土地に隣家の塀が越境しています。

 

購入することは決定しており、担当者から「本契約をする時までに隣家から『建て替えをする時には境界線を越えないようにする』という同意書を取ることも出来ますが、どうしますか?」と聞かれました。

 

私たちとしては同意書があったほうが安心できるのですが、実際に引っ越して住む際にわだかまりにならないか心配です。

 

でも同意書が無いのも不安で迷っています。みなさんはどう思われますか?ご意見お願いします。

 

補足
越境のことを聞いたのは仮契約で手付金を払う時でした。

 

ん?と思ったのですが主人も何も言わなかったので、そのまま手付金を払いました。

 

本契約の期限までわりと時間があり、本契約の日にち決めの電話で再度、担当者から聞かれました。

越境している塀のある土地は買ってもいい?FPが教える3つの冷静な判断軸


土地の購入を進めていたら「隣家の塀が越境している」と判明──。
購入は決めていたものの、「同意書を取るべきか」「ご近所トラブルにならないか」と迷う方は多くいらっしゃいます。
このようなケースでは、感情や雰囲気で判断するのではなく、「将来のリスク」「資産価値」「心理的負担」の3つを軸に冷静に整理することが重要です。
ファイナンシャルプランナー(FP)の視点から、考えるべきポイントを解説します。

1.越境問題を放置すると、将来的な資産価値に悪影響が出る

土地の一部に隣家の塀が越境しているという事実は、目先の不便だけでなく、将来次のようなリスクになります:

・売却時に価格が下がる、もしくは売り手が見つからない
・リフォームや建て替え時に法的トラブルになる
・相続時に子ども世代が問題を引き継ぐ可能性がある

不動産の価値は“境界が明確であること”が前提です。越境を黙認してしまうと、それが将来トラブルの火種になります。

2.同意書は“敵意”ではなく“将来の安心”を守るための予防線

「同意書を求めたら相手との関係が悪くなるかも…」とためらう方もいますが、実際には書面で明確にしておく方が、お互いの信頼関係を守る手段になります。

・不動産取引では“言った言わない”は通用しない
・建て替えや売却時に第三者が関わるため、「記録」がすべて
・同意書の作成・交渉は不動産会社の担当者に任せれば、角が立ちません

“将来また越境しない”ことを明記した書面があるだけで、心理的な安心感も大きく変わります。

3.どうしても不安なときは、今からでも土地の見直しを

すでに仮契約で手付金を支払っていたとしても、本契約前であれば見直す余地があります。判断すべきは次のポイントです:

・越境の程度(面積・高さ・使用状況)はどのくらいか
・同意書で自分たちが納得できる状態にできるか
・後々のストレス・将来の売却リスクと、今の手付金を天秤にかけて妥当かどうか

もし不安が大きい場合は、同程度の条件でもっと安心して買える土地がないか、比較するのも選択肢です。
たとえば、複数の業者から土地提案や資金計画を無料でもらえる「タウンライフ家づくり」のようなサービスを使えば、プロ視点で比較検討が可能です。

まとめ

越境している塀がある土地は、感情ではなく「記録」と「リスク管理」で判断するのが基本です。
同意書を取ることで関係が悪化するのでは…という不安があっても、逆に最初にきちんと整理しておくことが良好な関係を築く第一歩になります。
「モヤモヤしながら契約する」より、「納得して購入する」ことが何よりも大切です。
冷静に、でも確実に“備えた上での購入”を目指して判断していきましょう。

みんなのリアルな回答まとめ

えー!

 

今すぐに越境しないようには塀を建て替え要求できないんですか?

 

すぐにできないにしても同意書はとらないと、あやふやにしておくのは不安では?

 

土地を購入する時に越境している事は聞いていなかったのですか?

 

契約してから聞いたのですか?

 

担当者が同意書を取ることも出来ると言っているのなら、取った方が良いです。

 

住んでからでは、隣家と関係がこじれる事もあるかもしれませんよ。

 

越境してることを放置している隣家の人は、何かとややこしそうです。

 

ただ、越境している事を事前に知っていて購入したのなら、値段に反映されていませんか?

 

越境している分安くなっている場合もありますし。

 

私も土地を探している時に、実際にそういう土地を見たことがあります。

 

その時は、値段に反映されていました。

 

同じように、隣家から同意書をもらうか、直してもらえるか、という話だったと思います。

 

最初からややこしそうだと感じたので、その土地は辞めました。

 

「越境してる」というのは、私たちにとっては重大でしたので。

 

その時は、最初は担当者は黙っていましたよ。

 

私たちが指摘して話しをした感じです。

 

後に、そういう土地は「訳あり物件」だと他の不動産関係者から聞きました。

 

値段も少ーし安くなっていたかも?と後から思った位です。

 

契約してから担当者から聞いたのなら、何となくトラブルがありそうですよね・・・。

 

しかし、購入している事が決まってしまっているのなら、担当者のいう通りに越境しないようにしてもらった方が良いと思います。

 

同意書というより・・・購入する時点で直しておいて欲しい事ですが。

 

住んでしまう前に決着をつけた方が良いと思います。

 

はっきりとしておいた方がいいのでは。

 

購入する時点で自分の代であやふやにしてしまうと、子ども世代が土地を相続する時などに困ることになる可能性もあるかも、と思ったのですが。

 

この先のためにも、スッキリしておいた方がいいと思います。

 

はっきりしましょう。

 

同意書どころか、塀を取り壊してもらって、こちらがきちんとした位置に塀を立てるようにできないのでしょうか。

 

片方に塀を立てれば、向こうのうちは塀を立てなくても境界線にはなりますよね。

 

それとも、以前の売買の際に、向こうが塀を壊したくないなど、もめたのかもしれませんよ。

 

そのあたりのことを、あいまいにせず、担当者ときっちり話し合ったほうがいいです。

 

同意書、あてになるものでしょうか…。

 

今あいまいにしておくと、自分を含め、子どもも住んでいる間、ずっとわだかまりを持ち続け、嫌な気分で生活していくことになりますよ。

 

絶対やめた方がいいです!!

 

似たような感じの経験者です。結局その家うりましたよ、苦笑。

 

今すぐ建て替えてと言うと、これからのご近所関係に支障がでますよねって

 

今すぐ建て替えなくても、知っててやらない図々しいご近所なんですよ、結局は。

 

やってもらやらなくても図々しいご近所で苦労しますよ。

 

その不動産さんもうわべだけで売りつけようとしてるんだと思います。

 

いい不動産屋さんだと私も信じてましたが、買ったら全然違う態度ですよ、不動産さんは味方じゃありません。

 

その家を売る時はムカつきすぎて他の不動産さんに売買をお願いしました。

 

ほんとーに曖昧なのは悪い事言わないのでやめた方が良いですよ。

 

手付金捨ててやめた方がいいかも。

 

ご近所関係って思ったより大事ですよ。

 

苦労するのわかってたらやめた方が良いです。

 

過去の私にも、あの土地は買うなと言ってやりたいです。

 

たまたま通える距離でしたが、夫が転勤したので売りましたが。

 

結局は売買して300万以上の損失で、2軒目の家を建てました。

 

あの土地さえ買わなければ300万…と今でもおもいますよ。

 

あった方が良いと思う。

 

本当なら今すぐに正しい境界に塀を作り直して欲しいですよね。

 

言うのは簡単ですが、でもこれから住むのにどう考えてもわだかまりが出来ますよね。

 

そこまで求めていないように感じましたが。

 

私なら我慢しますが、同意書は取ってもらいます。

 

その際不動産屋さんから先方へ、同意書がないとこちらも売りづらいんです・・・

 

とか何とかうまい事言ってもらうようお願いするかな。

 

あくまでも不動産屋が困る、みたいな。

 

隣家の塀が敷地内に入っている土地なんて、売る方だって推しづらいですよね。

 

同意書だのなんだのってお隣とそのような文面を交わすだけでも嫌ですね。

 

買う土地だとしてもあとから来た者が「塀が出っ張ってますからね!」と言う内容の同意書を交わすことにより住む前からいちゃもんを付けているように受けとられませんか?

 

そこしか土地はないのですか?

 

私なら今回はキャンセルして別の更地を探しますね。

 

最初からケチが付くような土地は良い事が無いと思います。

 

住む前から、ご近所トラブルになる火種が見えています。

 

その土地は、なかなか売れない訳ありの土地です。

 

そもそも普通の感覚では、境界線を越えて塀など建てない訳ですし、逆に30年間とか申し立てをきちんとこちらでしないと、場合によっては、相手に不法に占有されている土地の権利が移ってしまう可能性もあるかもしれません。

 

私ならたとえば、仮契約の手付金が30万円くらいなら、そのお金を捨てても隣にそのような人間の住む土地には住みたくないです。

 

そんな土地を売る不動産担当に不信感がありますね。

 

そんな状況で普通は売らないので、もしかしたら不動産業者とその隣家は塀の撤去に関して1度揉めて、不動産業者の要求が通らなかったのでは?

 

それに隣の敷地に塀が侵入してるなんて、常識のある隣人が住んでるとは考え難いですね・・・。

 

なんでそれで仮契約しちゃったのかなと思いますが、本契約前にもう一度よくご主人や不動産担当者と相談されたほうがいいですよ。

 

そもそも、そういう中途半端な状態で土地が販売できるのでしょうか?普通は、お客さまに売る前に、業者が隣家と話し合って解決しておくべき問題だと思います。

 

「塀を壊してくれないなら、塀が建っている場所は(不動産業者から)購入しない」でいいと思うんですが。

 

それが無理なら契約はできない、ということで、押し切った方がいいです。

 

建物ならともかく、塀ならばすぐに取り壊せるはずです。

 

それなのに、現段階で取り壊さないまま販売しようとしてるってことは、かなりいわくつきのお隣さんだと思います。

 

同意書なんかとっても全く意味はないですよ。

 

いろいろと面倒そうなお隣さんですから、その土地はやめといた方が良いような気がしますけどね。

 

たくさんの回答をいただきまして、ありがとうございます。

 

主人が帰って来てから話し合っています。

 

ん?とおもった時点ではっきりと聞けば良かったと思いました。

 

みなさまのアドバイスをもとに色々と調べています。

 

後悔の無い決断をしたいと思います。

 

ありがとうございました。

みんなの回答から見えてきたこと

この相談に寄せられた体験談や意見には、大きく3つのタイプが見られました。

1. 慎重派:「同意書は絶対に取るべき」

・「何かあってからでは遅い。同意書なしでは怖くて契約できなかった」
・「我が家は書面で残しておいたおかげで、建て替え時に大きなトラブルを回避できました」
・「最初にあいまいにしていたせいで、売却時に買い手がつかず困った」
慎重派の多くは、“経験者”です。
実際にトラブルを経験したからこそ、「書面を交わすことの重要性」を強く実感しているという声が目立ちました。

2.否定派:「そもそも買わない方がいい」

・「越境問題のある土地なんて選ばない方がいい」
・「将来的に揉めることが目に見えてる」
・「もっと条件の良い土地を探すべき」
この意見の根底には、「不動産は替えがきかない大きな買い物だから、少しでも不安があればやめた方がいい」という信念があります。

3.現実派:「関係より記録が優先。交渉はプロに任せる」

「自分では言いにくいけど、仲介担当者を通じて書面を取った」
「気まずさより、将来の安心が大事」
「相手が理解してくれて、逆に感謝された」

 

この層は「ご近所との関係性」を考えつつも、リスク管理はきちんとするべきという立場です。
また、「同意書を取る=トラブルではない」とわかっている点で、最もバランスの取れた判断をしている印象があります。

 

全体を通じて共通していたのは、「曖昧にせず、何かしら“記録として残す”ことが大事」という点です。

さいごに|FP視点でのまとめ

土地選び・家づくりでは、「なんとなく不安だけど大丈夫だろう」と見過ごしてしまうポイントが、後々大きなトラブルに発展することがあります。
とくに越境のような境界線の問題は、見た目以上に深刻です。

・売却時に買い手がつきにくい
・建て替え・外構工事の際に制約が生じる
・相手が代替わりした際に態度が変わることもある

これらを考えると、「いま不安があるなら、今のうちに整理しておく」ことが、長期的に安心できる選択となります。

 

同意書は、争いの道具ではなく、**将来の安心を確保する“共通認識の記録”**です。
仲介担当者や専門家に間に入ってもらいながら、冷静に合意を進めましょう。

 

また、「やっぱり気がかりが残る」「比較対象がほしい」という方は、複数の土地・間取り・費用感を比較できる無料サービスを活用するのも手です。

 

タウンライフ家づくり なら、信頼できる建築会社から提案を受けながら、自分たちに合った土地・家づくりを客観的に見直すことができます。

 

「今さら言い出しにくい」ではなく、「今のうちに、後悔しない選択をしておく」ことが、住まいと人生の安心につながります。