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離婚と家の売却、どっちが先?共有名義の住宅ローントラブルを防ぐ方法

離婚する方向になりそうです。

 

3年ほど前から夫婦関係がすでに破たんしていたようです。お互い無関心で一緒にいても会話がありませんでした。

 

5年の結婚生活で子どもは出来ませんでした。しかし、タイトルの「住宅ローン」が共有名義であります。

 

5年前に3,100万円で建売(軽量鉄骨メーカーの家)を契約しました。残債は2,500万円です。

 

現在の価格はいくらぐらいに落ちるものでしょうか?

 

また、査定業者に依頼するのに気を付ける点は何かありますでしょうか。

 

契約時の半額以内の査定額であれば、共働きで蓄えた貯金で処理できそうですが…
順序的には「家査定→売却手続き→離婚 」という流れでしょうか

 

それとも「離婚→家査定→売却手続き」でしょうか

 

何かご存じの方 教えて下さい。

FPとしての解決策|離婚と家の問題をどう整理する?共有名義・残債ありの売却で後悔しないために


離婚が現実味を帯びてくると、多くの方が直面するのが「家をどうするか」という問題です。今回のケースでは、築5年の建売住宅を3100万円で購入し、残債は2500万円。名義は共有となっており、売却するかどうか、どのタイミングで進めるかが大きな悩みとなっています。

 

住宅ローンが絡む離婚問題は、感情論だけで判断すると大きな損失やトラブルにつながります。ここでは、ファイナンシャルプランナー(FP)の視点から、冷静かつ実務的に「家とお金をどう整理するべきか」を解説します。

【1】まず知っておくべき「住宅ローンと名義の原則」

離婚時に不動産を売却する際、ポイントになるのは「名義人が誰か」「ローンの契約者が誰か」です。今回は“共有名義・共有ローン”であり、どちらか片方の意思だけで売却はできません。双方の合意と、金融機関の承諾が必要です。

 

加えて、残債がある場合、売却価格がローン残高を下回れば自己資金での清算が求められるため、軽率な判断は禁物です。

【2】売却か住み続けるか──3つの選択肢とその判断基準

① 家を売却して残債を清算

最もシンプルな方法です。不動産を売却してローンを完済し、残った資産を分配します。この場合、離婚前に査定を取り、価格の目安を把握することが重要です。

 

築5年の軽量鉄骨建売の場合、相場として20〜30%の価格下落が一般的です。つまり3100万円で買った家は、現在2000万〜2400万円前後の査定が想定されます。

 

2500万円の残債がある中でこの査定価格なら、売却しても赤字が出る可能性があります。その差額は「共有の貯金」や「財産分与の一部」として処理することになります。

✅このパターンが向いているのは…
・住宅ローンの返済継続が難しい
・どちらも家に住み続ける意思がない
・財産を公平に分けて離婚したい

② 一方が住み続けて名義・ローンを引き継ぐ

もしどちらかがその家に住み続けたい場合、もう一方の持ち分を買い取り、ローン契約を単独に変更する「住宅ローンの借換+持分譲渡」が必要です。

 

しかしこれはハードルが高く、
・金融機関の審査
・所得や信用力の確認
・持分買取の資金
といった条件をすべてクリアしなければ成立しません。

✅このパターンが向いているのは…
子どもの学区などの理由で住み続けたい
単独でローンを引き継げるだけの収入がある
元配偶者と円満に話し合える

③ 売却せずに「保留」にする

離婚後も持ち家を共有名義のまま維持し、賃貸に出したり売却時期を見送る方法です。ただしこれは感情・法的・税務的にトラブルの元になります。おすすめはしません。

【3】売却するなら“離婚前”が鉄則。その理由とは?

「離婚→売却」ではなく「売却→財産分与→離婚」が望ましい進め方です。

 

なぜなら、

 

・財産の清算がスムーズ
・名義変更やローン解除が進めやすい
・税金や登記のトラブルが起きにくい
・子どもの親権・居住地問題も一括整理できる

 

離婚後に共有名義の家を処分しようとすると、「どちらがいくら負担するのか」「売却時の利益はどちらのものか」など、トラブルの火種になりがちです。お金の話は感情がこじれる前に、第三者も交えて冷静に整理するのが鉄則です。

【4】査定を取るなら“複数社に一括で”が必須

査定額は不動産会社によって大きく異なります。たった1社だけに依頼すると、本来もっと高く売れるはずの家を安く手放してしまうリスクもあります。

 

そこで活用したいのが、不動産一括査定サイト「イエウール」です。

✅イエウールを使うメリット

・地元に強い不動産会社も含め最大6社に同時査定依頼ができる
・もちろん完全無料
・匿名査定も可能なので、いきなり電話がかかってくる心配もなし
・査定だけ取ってもOK、強引な勧誘なし

共有名義の家を売るなら、適正価格を知ることが最初の一歩です。イエウールで相場を把握したうえで、「残債がいくら足りないのか」「どちらが住み続ける可能性があるのか」などを話し合いましょう。

【5】FPとしての最終アドバイス

・まずは家の査定とローン残高の確認
・残債が出る場合の処理方法(預金・分割など)をシミュレーション
・離婚前に必ず売却方針を固めておく
・財産分与は不動産も含めて総合的に考える
・複数社から査定を取り「売れる価格」を知ることがすべての起点

みんなのリアルな回答まとめ

まず売却。

 

ご夫婦ともローン契約者で、さらに物件は共有名義。離婚となれば姓が別になるので、基本離婚より売却が先です。

 

離婚を先と言うのも可能かもしれませんが、素人がやるとハンパない手間がかかると思います。
(ここは詳しくないのでやるなら専門家に聞いて下さい)

 

まず家の査定です。現在価格がいくらに落ちるかは分かりません。住宅の価格は常に変化してますし、地価も同様です。

 

査定業者に見積もりを取るのなら、出来れば手間を惜しまず2件はお願いしましょう。

 

査定価格はほぼ同額が出るはずです。

 

もし高額が出る方があれば、それは値引きを考慮した額を出してるだけです。

 

ここはお得な所は存在しない事を覚えておいて下さい。

 

その額を基準に販売額を自分で決める事が出来ます。

 

早く離婚がしたいならば売り急ぐことになり、値段を下げる交渉をしてきます。

 

実はウチの隣が同じ理由で築2年で売りに出されました。

 

物は良いし、売り急いでて値段も安いけど、失礼ながら良い理由ではないので、買わない方もおられました。

 

理由は売り手にどうしても伝わる事になります。

 

ローン残債プラス手数料で売れるなら良しとして、まず査定だと思います。

 

その額を見て、今後の行動を決めるのが一番スムーズに進むと思いますよ。

 

どっちでも可能ですが、売却して残債以上で売れたり、逆に少し足りなかったりした場合に、すでに財産を分けてしまっていると、そっちがいくら出せとか出さないとか、もめるかもしれないので、先に売ってしまった方がスマートにいくとは思います。お互いどこに住むか決めて、引っ越しもしないといけませんし。

 

ただその場合、二人で手続きする必要がでてきます。

 

離婚後に財産分与でどちらかの名義にしてしまって、後はその一人が売却するという方法もあります。

 

(この場合税金等がかかるかどうかに関しては、税務署に聞いて下さい)

 

査定業者というのが、どういう業者さんを指しているのかわかりませんが、普通に大手の仲介業者さんに相談して大丈夫ですよ。

 

さすがに契約時の半分まで値が下がっていることは無いと思います。

 

(絶対大丈夫とは言えませんが・・)

 

主様の場合売り急ぐ必要もなさそうなので、これから色々なことをじっくり検討されたら良いと思います。

 

最近はハウツー本も多いので、どのように離婚手続きを進めたら良いか、本を読まれるのも良いのではないでしょうか。

 

建売ですが…とても とても思い入れのある家でした。

 

まさかこんな事になるなんて思いませんでした。夫だけ家に残るなんて腹立たしいのでさせません。

 

家を売って、全て清算したいと思います。婚姻関係のあるうちに、売却したほうがよいのですね。

 

家に数社の不動産売買業者のチラシが頻繁に入ります。そこへ連絡してみようと思います。

 

その他も勉強してみます。ありがとうございました。

みんなの回答から見えてきたこと|離婚と家の売却をめぐるリアルな声と教訓

住宅ローンが残る共有名義の家を、離婚にともなって売却するという状況に対して、複数の方から非常に現実的な体験やアドバイスが寄せられています。回答を分析すると、以下の5つのポイントが浮き彫りになりました。

【1】「離婚より売却を先に」が多数派

最も多く見られたのが、「離婚手続きよりも先に、家の査定・売却を進めるべき」という意見です。理由は以下の通りです。

・離婚して姓が変わったり、名義が片方になると手続きが煩雑になる
・財産分与のトラブルを未然に防げる
・名義変更後の売却では税金がかかる可能性もある

→ 離婚前の“共同名義のまま”売却する方が、最も合理的かつトラブルが少ない手段と言えます。

【2】「査定は複数社に依頼」が鉄則

1社だけの査定では偏りが出るため、「最低でも2〜3社に見積もり依頼すべき」という声も目立ちました。

・高額査定は“のちに値引きする前提”で出してくる業者もいる
・安すぎる査定に惑わされず、相場観をつかむには比較が必要

→ 査定は“無料で複数”取れる「一括査定サービス(例:イエウール)」の活用が現実的な対策として推奨されます。

【3】「売却価格は築年数だけでは決まらない」

築浅でも“売り急ぎの物件”や“離婚理由が透けて見える”と、買い手から敬遠されるケースがあるという具体的な体験談も寄せられていました。

・「築2年の隣家」が離婚理由で売却→買い手が敬遠したという例
・物件の状態や理由によっては、想定より価格が下がることも

→ 築年数より“売却理由や売り方”が価格に影響するため、戦略的に準備が必要です。

【4】「納得感のある分配には“売却後”がベスト」

すでに離婚してから売却しようとすると、金銭の分担をめぐってトラブルになる可能性があるという指摘も見られました。

・残債をいくら出すか?
・売却益をどう分けるか?

→ 離婚後ではなく、売却→完済→清算→離婚という順序で進めることで、金銭的に“揉めにくい”流れを作れるという共通認識があります。

【5】「感情面の清算にもつながる」

「夫だけが住み続けるのは納得できない」「思い入れのある家を手放して気持ちの整理をつけたい」という声も複数寄せられていました。

・金銭的な問題だけでなく、感情的な“決別”として家を手放したい人もいる
・感情とお金の切り分けができないと、後々もやもやが残る

→ 離婚という大きな決断において、物理的な“清算”は精神的な再出発にも直結するという現実も、多くの回答から見えてきました。

まとめ|離婚と住宅売却、いちばん大切なのは“冷静な段取り”

離婚と住宅の売却が同時に絡むと、精神的にも手続き的にも負担が大きくなります。しかし、みんなの体験談から見えてきたのは、「焦って動くよりも、正しい順序と冷静な判断が結果的に一番スムーズで損が少ない」という現実です。

 

特に共有名義・住宅ローン残債ありの場合、先に家を売却してお金の清算をしてから離婚を進める方が、名義や税務処理・財産分与の観点でも合理的です。

 

そして何より、正しい価格で納得して家を売るには、複数の不動産会社に査定してもらい、相場を把握することが不可欠です。

 

ひとつの会社に丸投げするのではなく、少しの手間で高く売れるチャンスが広がります。

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・完全無料で利用可能
・地域密着の会社から大手まで一括比較
・売却時期に迷っていてもOK

「離婚を前提に家をどうするか迷っている…」という段階でも、まずは査定だけ受けておくことが、後悔しない第一歩になります。

 

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