本サイトのコンテンツには、プロモーションが含まれています。
こんにちは不動産に関して旦那も私も無知です。
別居の義母がいくつか土地を持っており、それらの固定税+雑草対策等にあえいでいるようです。
現在、私たちが住んでいる土地の近くにも40坪弱の小さな土地を持っていて、(私たちにも不要)不動産に話すとぜひ売ってほしいと言われたそうです。
相場を聞くと、5年前に別の土地を手放した時の2倍でした。義母の紹介で、土地見学されている新婚さんもいるそうです。
私はどちらかいうと土地を売るよりも、定期借地権を利用して安定した収入に期待したいと思うのですが、、、どうしましょう?
義母は私たちの考えも聞いてくれています。
今回のご相談では、「売るか、貸すか(=定期借地にするか)」の選択肢で迷われている状況ですね。どちらにも一長一短があるため、FPとしては以下の3つの視点で整理することをおすすめします。
もし義母の年齢が高く、年金や生活資金に余裕がない場合は、早期にまとまった資金を得られる「売却」のほうが有利と考えられます。
一方で、義母がまだ比較的若く、長期的に収入が必要な場合は、定期借地による安定収入が魅力になります。
ただし、定期借地は毎月の賃料収入が少額になりがちで、契約相手やトラブル対応の煩雑さもあります。高齢の方には「管理不要」で一括現金化できる売却のほうが向いているケースも多いです。
相談内容に「5年前の2倍の価格」とありますが、これは重要な判断材料です。土地の需要が一時的に高まっている可能性があり、「いま売れば高く売れる」タイミングかもしれません。
一方で、定期借地は土地を手放さずに活用できる方法ですが、収益化までに時間と労力がかかります。借主探し、契約手続き、税金管理など、手間が大きいのが実情です。信頼できる不動産会社や専門家が関与してくれないと、運用は難航する可能性があります。
土地が義母名義である以上、将来的には相続の対象になります。不動産は現金と異なり、相続後の分割・処分に手間がかかりやすい資産です。
たとえば、義母が生前に売却しておけば、現金化された資産は相続時にも分配しやすく、また固定資産税の負担も消えます。
さらに、譲渡所得税の特例(3,000万円控除)なども利用できる可能性があります。売却額が大きい場合は、税理士などの専門家に確認しながら進めると良いでしょう。
判断項目 | 売却が向いている | 定期借地が向いている |
---|---|---|
義母の年齢・体力 | 高齢(管理が大変) | 若くて将来の収入が必要 |
市場価格 | 高騰している(今が売り時) | 価格が安定 or 将来の上昇待ち |
管理体制 | 管理の手間を避けたい | 管理に関与できる家族がいる |
相続対策 | 現金での資産整理が必要 | 子世代が土地を引き継ぎたい |
最終的な判断としては、「売却+別の土地の活用」などの組み合わせも視野に入れると柔軟です。すべてを貸す・すべてを売るのではなく、「一部売却して資金確保し、残りは定借活用」なども可能です。
不動産は感情や家族の思いも絡むため、ぜひ義母ともじっくり話し合いながら、今後のライフプランや家族全体の資産形成を見据えて検討されることをおすすめします。
もし「売却」を選ぶ方向で考えるのであれば、最初から特定の不動産会社1社に依頼するのではなく、複数社に相見積もりをとるのが鉄則です。
同じ土地でも、会社によって数十万円~100万円単位で査定価格に差が出ることは珍しくありません。
私がおすすめしているのが、一括査定サイトの「イエウール」です。
・全国2,000社以上の不動産会社と提携
・しつこい営業電話が少なく、比較的安心して使える
・無料で最大6社から査定を受けられる
義母が高齢であっても、家族がサポートすれば自宅にいながら土地の価格相場がわかるので、売却の第一歩として活用しやすいサービスです。
イエウールで無料査定をしてみる
こればっかりは今後の地価の予想なんて出来ないので、人それぞれの考えがあるとは思いますが。
まず手間暇、トラブルがイヤなら、もう買ってくれる人がいる間に、信用出来る業者や人を挟んで売ってしまいましょう。
次に活用する場合ですが。
定期借地権は貸主にメリットがあり、良いのですが、借り手が付くかどうかは土地の条件によります。
買い手が今付いてると言う事ですが、定期借地になった場合、同じように客が来るかは別なので、その辺の事前調査が必要です。
私のお勧めですが、40坪以上あれば、駐車場かなと。
利用が安定して望めそうなら、コインパーキングの会社に相談して借り上げてもらう方が、もし売るなり活用するなりを思いついた時、後片付けがしやすいからです。
いずれにしても相続がやがて発生します。その時、円満に相続出来れば良し。
もしご兄弟など他に相続する方が居れば、その方とどのようにするかを活用前に話し合っておかなければ、いけないと思います。
低地借地権をつけると、後々、相続で揉めそうなので、私だったら、売却します。
現在、相続で少し揉めているので、自分達夫婦が亡くなった後に、子供に相続を押し付けたくないので、現金にできる物は現金にしたいと思っています。
都内とか、利便性のある地域なんでしょうか?
私は結構前から物件を見ていますが(購入するとしてもまだ先なので、相場や価格変動をみるために)、定期借地権が付いている物件はまず検索対象から外します。
相場が4500万なら3500万程度の価格設定が多く、所有権付きよりやや安い程度。
しかも毎月数万円賃貸料がかかるなら、上乗せして所有権付きを購入します。
利便性のある地域で、駐車場の需要があるなら、駐車場にして固定資産税分を土地に稼いでもらうのも有りかと思います。
諸費用等はわかりませんが、寝かせておくよりはずっといいです。
ただ、今後誰も必要のない土地なら、必要な人に売ってしまうのが一番ややこしくないと思います。
今は全体的に相場がかなり上がってますよね。今後空き地の法案が適用になったらどうなるか、都心ならオリンピック需要が過ぎたらどうなるか、相場を予想するのは難しいんですよね。
景気も実感はありませんが良くなってくるらしいですし。
ただ、必要に迫られて手放す形で売却となると、かなり安値で買い叩かれますので、今から土地の活用についてある程度方向性を皆さんで決めておいた方がいいと思います。
初期費用があまりかからないなら、とりあえず売却までの間、駐車場にしておくとか。今は精算機だけの簡単な駐車場増えてますしね。
近所で多いのはアパート経営ですね。近隣のアパートはほぼ税金対策と聞きます。
相続する時にマイナス資産だと相続税がかからないので。
祖母がいくつか土地を持っており畑にしたり駐車場にしたりしています。
1部相続して一時期だけ駐車場で貸してました。
立地・広さ等で利用価値が決まって来ると思うのですが40坪弱なら売却で良いのでは?
個人で家を建てるのに売りやすいサイズですし家を建てる側は借地権付きは敬遠するでしょう。
出てってくれない等トラブルも怖いです。店舗利用にするには狭いですよね。駐車場にするにしても整備は必要です。
40坪弱では間口によりますが停められる台数はたかが知れてます。
駐車場は宅地・畑より税金が高いので儲けなんか出ないのでは?
(都心で駐車料金が高額なら別かもですが)
私は管理も委託してたのも有り、税金払ったらほとんど+無かったです。
私なら売りたい。
うちも実家がいくつか不動産を持っていますが、本音では「いらない」です・・・
定期借地は、上の方々もおっしゃっているように余程いい土地でなければ難しいかも。例えば都心だとか都内の駅徒歩圏内とか。
そして定期借地でも大家側よりも住んでいる人のほうが力が強いそうで、追い出したりできないそうですよ。
ですので、契約が切れているはずなのに出て行ってくれないとかあるようです。個人的には相当面倒だと思います。
そこそこ街中で駅徒歩(5分以内)くらいならコインパーキングもいいかも。
アパート経営は・・・今から手を出すのはどうかなぁと。
うちはアパートや戸建てを貸していますが、大変ですよ。
コストを下げるとそれなりなものしか建たないので、新築時はいいですが新築で入居した人が出た後が大変です。
築数年でも選んでもらえる物件にしようと思うと、億単位のお金がかかってきます。
億単位かけても設備は10年や15年で取り換えでコストはかかるし、建物自体もどんなに素敵でもせいぜい稼いでくれるのは築30年まで。
しかもこれからは家余りの時代なので、どんどん空室が増えていきます。
なので、代々大家業をされているならまだしも、これから手を出すのは正直どうかな・・・と。
たくさんのアドバイスをありがとうございました。
まずは、定期借地権は見合わせることにしました。
駐車場は間口が狭くて無理です。義母は土地が欲しい人がいればすぐに売り出したいようです。(高齢+遺産問題)後悔のないように事をすませたいものです。
ありがとうございました。
今回の相談に対して、さまざまな立場の方から具体的なアドバイスが寄せられました。そこから見えてきたのは、「土地の活用には理想と現実のギャップがある」ということです。
定期借地権は貸主にとってメリットがある制度ではありますが、実際には借り手がなかなか見つからないという声が目立ちました。また、借地権付き物件は購入希望者に敬遠されることが多く、「新婚さんが検討している今のタイミングで売れるなら、それが一番スムーズ」という意見も。
さらに、「契約期間が終わっても出て行ってくれないケースがある」といったトラブルリスクへの不安も複数挙がっていました。法的には解決できるとしても、高齢の義母が抱えるには重すぎるストレスです。
「40坪あれば駐車場に」との声もありましたが、実際に運用していた方からは「間口が狭ければ使い物にならない」「税金を払ったらほとんど利益が残らなかった」というリアルな経験談が寄せられています。
精算機だけの簡易型コインパーキングの提案もありましたが、それでも整備費用や収支見込みに対する慎重なシミュレーションが必要です。
「今は相場が高いから売るべき」「相続で揉めないよう現金化したい」という意見が多く見られました。中には「子どもに負担を残したくない」「自分たちが亡くなったあとに揉めるリスクを避けたい」といった、**次世代への配慮からの“売却支持”**が目立っています
不動産は分けにくく、手放すにもコストがかかります。後々の負担を減らしたいというのは、多くの方に共通する切実な感覚といえます。
このように、多くの方が「理屈よりも現実」「理想よりも手間を減らすこと」を重視して判断している様子がうかがえます。義母が高齢ということを考慮しても、いま買いたいという人が現れているなら、そのタイミングを活かす選択も“後悔しない判断”の一つかもしれません。
土地の売却か活用か――。この問いには、正解があるわけではありません。
ですが、今回のケースでは以下の条件が重なっています。
・義母が高齢で、相続や管理負担の軽減を望んでいる
・すでに買いたいという人が現れている
・過去よりも地価が上昇しており、“今が売り時”の可能性が高い
・土地の規模・立地的に、定期借地や駐車場活用には制約がある
これらを総合的に考えると、無理に活用を目指すより、「後悔のないうちに売却して現金化する」という判断は、十分に合理的だといえます。
実際に多くの人が懸念していたのは、「借地後のトラブル」や「相続時の揉め事」。
“誰かに貸す”というのは一見スマートなようで、後々に複雑な問題を残すケースもあります。
それなら、「信頼できる買い手に、納得できる価格で売る」ことが、家族の将来にとって最善の選択肢になるかもしれません。
いきなり売買を進める前に、まずは複数社に土地の査定を出して、今の価値を確認してみることをおすすめします。
そのために使えるのが、不動産一括査定サービスの「イエウール」です。
・全国2,000社以上と提携
・地元に強い不動産会社も含めて最大6社が無料で査定
・しつこい電話営業が少なく、ネットで完結
相場を知るだけでも義母との話し合いがスムーズになりますし、売るかどうかはその後に決めても遅くはありません。
イエウールで土地の無料査定をしてみる