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頭金なしでマイホーム購入は危険?後悔しないための3つの注意点【FP解説】

頭金なしでマイホーム建てた方、計画中の方いらっしゃいましたらご意見いただけると幸いです。


うちはただいま計画中なのですが、頭金なしで考えています。


ただ多くの読み物にそれはリスクが高いと書いてあります。


実際自己資金ゼロは非現実的なのでしょうか。。。

FPとしての解決策|頭金なしでも家は買える?“ゼロ円住宅購入”の現実と判断基準

1. 頭金なし=リスクが高いは“半分本当・半分ウソ”

確かに「頭金なし」は、以下の点でリスクが増します。

・ローン総返済額が増える(利息が増える)
・資産価値よりローン残債が上回る「オーバーローン」状態になりやすい
・住宅購入後に現金が残らないと、修繕や医療費・教育費に対応できない

ただし一方で、


・低金利時代では「手元資金を残す方が合理的」という見方もあり
・子どもの教育や転勤に備え、「貯蓄>頭金優先」の方が安心という家庭も存在します


つまり「頭金なしは絶対NG」ではなく、“その家庭のキャッシュフローや今後の支出予測による”というのが正しい考え方です。

2. “手元にいくら残るか”が判断の分かれ目

住宅ローンで一番大切なのは、借入額ではなく「買ったあとに生活できるか」です。


頭金ゼロでもOKなケースは、次のような状態です。

・月々のローン返済+生活費+将来の教育費に無理がない
・万一の備えとして300~500万円以上の現金が残る
・収入源が夫婦2本あり、どちらかが離職しても生活が回る

逆に言えば、「頭金をゼロにした結果、生活防衛資金が残らない」場合は、かなり危険な選択といえます。

3. 心配な人は、まず“第三者の資金シミュレーション”を

営業側(ハウスメーカーや住宅会社)の見積は、ローン審査が通るギリギリまで借りさせてくる傾向があります。
本当に安心して家を買いたいなら、家計全体を含めて中立的に見てもらうことが欠かせません。


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みんなのリアルな回答まとめ

ローンは組めますが、諸費用に何百万か現金で払いました。


頭金なしとはいうけど、やはりいくらかは現金必要です


頭金が無い理由...


次第じゃないかなf(^^;


頭金が無い=貯金が無いってことですよね?


なぜ、今まで貯金が出来ていないのかったことだと思います(>_<)


例えば20代前半とかで、まだ就職して数年貯金は結婚資金で使って今からまた貯めるところ... そこに若いうちにマイホームなら問題ないかなぁと思いますが、30半ばで貯金少な目、ローンも35年で組んで定年オーバー。繰り上げ必須とかだと、今まで貯金出来ていないのに、大丈夫?となるのは仕方がないかなと思います(>_<)


ローンも今までの家賃より少なくなることはあまりないでしょうし、それに固定資産税や、修繕積み立ても出来るかな?


それに並行して子供の学資や老後の資金も考えなきゃいけませんからねf(^^;


何か特別な事情で一時的に貯金を使い果たし、今後ローンを払いながらまた貯めれるのであれば問題ないと思いますよ(  ̄▽ ̄)


頭金無しでも買えるだろうけど…


諸費用やら
買ったあとの税金、
引っ越し代、
カーテン、照明などなどは、
大丈夫?


頭金より、諸費用+その他に、現金が必要ですよ。


物件価格の110パーセントで組みました。


その月々返済額が年間所得の25パーセント以内なら通ると思いますよ。


うちは更にボーナス追加なしの65歳完済予定で組んだので銀行も二つ返事でした。


たとえば、家が3000万円だとすると、それ以上のローンは審査が通りにくいことがあるのです(仕事先にもよるのですが)。


引越し代、諸手続き、保証金、もろもろで200万円以上かかるのですが、せめてその金額だけでも貯金してからの方が、確実にローンが組めます。


頭金として入れるだけの貯金がない人でしょうね。


貯金はあるけどあえて低金利だから頭金は入れないとか、


税金控除を受けるためにローンにして、10年後に一括完済とか、


理由があっての「頭金なし」なのか、


単純に「頭金として入れるだけのお金がないから頭金なし」なのか、


どちらでしょうか?


もし後者ならやめておいた方がいいかも。まだ新婚さんなら仕方ないかもしれませんが、結婚して何年もたつのに全く貯金がないのであれば、今後も貯金はできない家計だと思われます。


現在の家賃より相当安いローンだというならまだいいですが、家賃と同等かそれ以上のローンであれば、支払額は賃貸時より上がります。


今貯金ができないのに、今より住宅費が上がって貯金ができる可能性は低いため「リスクが高い」となるのです。


単純に頭金を入れるから安全、入れないから危険、という話ではなく、頭金に相当するだけの貯金を今までしてきたのかどうかできないのであればかなり危険、という話です。


今まで貯金できなかった家計は、今は低金利だからちょっとぐらい家賃より高くても払えても、変動で組んでいれば今後の金利変動には耐えられないと思います。


そして、頭金を「入れない」ではなく「入れられない」家計の方はおそらく金利の低い変動で借りる方が多いと思うので、さらに破たんのリスクが高くなるのです。


後々必要になるであろう資金のためにも、手元にいくらかは取っておきたく。


具体的なご回答や、金利についてのアドバイスなどいただきありがとうございました!

みんなの回答から見えてきたこと

頭金なしの住宅購入に関して、寄せられた声には次のような共通点と温度差が見られました。

「頭金なし=危険」と断じる声は少ないが、“備え”は必須

実際に「頭金なしで購入した」という人もいますが、全員が口をそろえて言うのは、

「頭金よりも諸費用や買ったあとの出費(引越し・カーテン・税金など)が現金で必要になる」

という現実です。
つまり、「ローンは組めるが、現金ゼロでは危険」という認識が共通していました。

“頭金なし”の背景によって評価が分かれる

「貯金があるけど、あえて頭金を入れない」のか、
「貯金ができていないから、頭金を入れられない」のか。
この違いに対する意見の重みは非常に大きく、

「今まで貯金できなかった人がローンを完走できるのか?」
「これから教育費・老後・金利変動に耐えられるのか?」

といった、家計習慣と先のリスク管理に着目した厳しめの声もありました。

若い世代での“戦略的ゼロ頭金”は肯定派も

20代で結婚・出産・就職が重なり、まだ貯金を持てないというケースに対しては、

「家賃よりローンが安いなら合理的」
「若いうちに家を建てるのは理にかなっている」

という柔軟な声も。一方で30代後半以降での「頭金なし」は、慎重意見が増えていました。

数字をシビアに見た体験談も

「年収の25%以内で返済計画」「物件価格の110%で借りた」など、具体的なローン設定と通った条件を示してくれた方もおり、これらの体験は今後購入を考えている人にとって非常に参考になります。

結論|“買えるかどうか”より“続けられるかどうか”

最も多かった声は、

「ローンは通る。でも、そのあとが本番」
「今の生活に無理がないか、そして将来も続けられるか」

という、“住宅購入後の暮らし”を見据えた慎重な意見でした。
頭金の有無はゴールではなく、長く快適に暮らせる家計設計が整っているかが問われています。

さいごに|FP視点でのまとめ

「頭金なし」で家を買うことは、可能か不可能かで言えば“可能”です。


しかし大切なのは、“買えるか”ではなく“その後も安心して暮らし続けられるか”。


頭金が出せるのに出さないのか、それとも出せないのか。
諸費用や家具・引越し費用を含め、手元資金をどう確保していくのか。
そして、今後の教育費・老後・住宅ローン返済まで含めた家計のバランスが問われます。

FPとしてのアドバイスはひとつ。「不安が残るなら、無理しない」こと。

特に、貯金がまだ不十分な家庭にとっては「今が買い時」よりも「今は準備の時」という判断のほうが、将来的な安心につながるケースも多いです。

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