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「書斎がほしいけど、間取りにそんなスペースはない」
家づくりをしていると、多くの人がぶつかる悩みです。わが家もそうでした。
3LDKで寝室と子ども2人分の部屋を確保すると、書斎を作る余裕はありません。半ばあきらめていたのですが、あるとき思わぬ解決策を見つけました。
それが、ウォークインクローゼットの中に書斎を作るという方法です。
調べてみると、リモートワークの広がりもあって、限られた間取りの中でWICを書斎として活用する人が増えていました。
わが家も、4畳のウォークインクローゼットに書斎を作ることに決めました。

ただ、実際に作るとなると、コンセントや換気など、収納専用の部屋とは違う配慮が必要になることも分かってきました。
この記事では、わが家の4畳WIC書斎の実例をはじめ、実際に書斎を作った方の事例写真、メリット・デメリット、そして作る前に押さえておきたい注意点までまとめています。
これからウォークインクローゼットに書斎を作ろうか迷っている方の、参考になれば幸いです。
ちなみにわが家のウォークインクローゼット兼書斎はこちらです。

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結論から言うと、作れます。
そして実際に、そうしている人は増えています。
ウォークインクローゼットは2〜4畳ほどの広さがあることが多く、奥行きと幅があるため、机と椅子を置くスペースを確保しやすい空間です。
両側に収納棚があるタイプなら、片側を収納、もう片側をデスクスペースとして使い分けることもできます。
書斎として向いている理由は、広さだけではありません。
WICは壁に囲まれて視界が遮られるため、「かえって集中できる」という声が多いのです。
リビングの一角に机を置くスタイルだと、家族の動きやテレビの音が気になりますが、WICならドアを閉めれば自分だけの空間になります。来客時にも、生活感のある手元を見られずに済みます。
コスト面のメリットも見逃せません。新たに書斎用の一部屋を確保しようとすると、その分だけ延床面積が増え、建築費も上がります。
土地に限りがあれば、そもそも部屋数を増やせないこともあります。その点、すでに設けるWICを兼用すれば、追加の床面積を増やさずに作業空間を生み出せます。
こうした「広さ・集中しやすさ・コスト」の3つが、限られた間取りの中でWIC書斎が選ばれている理由です。
実際の活用イメージは、次の事例を見るとつかみやすいはずです。
実際にウォークインクローゼット内に書斎を作られた方の事例を集めました。レイアウトの参考にしてください。
まず、デスクをどの位置に置くかで、使い勝手は大きく変わります。
奥の壁にデスクを据えて突き当たりを作業スペースにするパターン、側面の壁に沿ってデスクを置くパターン、収納棚の下段を机代わりに使うパターンなど、空間の形に合わせて工夫されています。










こうして並べてみると、広さや棚の配置によって、書斎の作り方にはいろいろなバリエーションがあることが分かります。
自分のWICの形に近い事例を見つけて、デスクや棚の配置をイメージする材料にしてみてください。

ウォークインクローゼットに書斎を作ることには、専用の書斎を設けるのとは違った良さがあります。代表的なメリットを4つ紹介します。
最大のメリットは、延床面積を増やさずに作業空間を確保できることです。
書斎用に一部屋足すと、その分だけ建築費も固定資産税も上がります。
すでに設けるWICを兼用すれば、追加コストを抑えながら書斎を手に入れられます。限られた敷地や予算でも実現しやすいのが魅力です。
WICは壁に囲まれ、ドアで仕切られた独立性の高い空間です。
リビングの一角と違い、家族の動きやテレビの音が視界・耳に入りにくいため、仕事や勉強に集中しやすくなります。
オンライン会議のときも、背景に生活感が映り込まず、声も漏れにくいという利点があります。
壁に囲まれた小さな空間は、いわゆる「秘密基地」のような居心地の良さがあります。
自分だけのスペースとして愛着が湧きやすく、趣味の道具やパソコン環境をまとめて置いておけるのも魅力です。
在宅ワークのオン・オフを切り替えるスイッチにもなります。
衣類や荷物の収納と、書斎機能が同じ空間にあるため、家の中で機能が分散しません。
本や書類、仕事道具をすぐ手の届く場所に置けるので、動線が短くまとまります。

メリットの多いWIC書斎ですが、収納専用の空間を兼用するからこその注意点もあります。作ってから後悔しないよう、デメリットも正直にお伝えします。
ウォークインクローゼットは、もともと窓のない間取りが多い空間です。
人が長時間こもると、熱や二酸化炭素、湿気がたまりやすくなります。
夏は特に熱がこもって作業どころではなくなることもあり、換気対策は必須です。
同じ空間に衣類を収納していると、人の出入りや機器の熱で湿度が上がり、大切な服にカビが生えるリスクがあります。
収納と書斎を兼用する以上、湿気対策は避けて通れません。
WICの一角に机を置くため、広々とした書斎にはなりません。
長時間の作業では、圧迫感や窮屈さを感じる人もいます。
椅子を引くスペースや足元の余裕も、事前に確認しておきたいポイントです。
クローゼットの照明は、収納物を照らすために天井に付いていることが多く、デスクの手元が暗くなりがちです。
そのまま使うと目が疲れやすいため、書斎として使うなら照明の追加を考えておく必要があります。
収納目的で設計されたWICは、コンセントが少ない、あるいは付いていないこともあります。
パソコンや照明、充電器などを使う書斎には電源が欠かせないため、後から「足りない」と気づくケースが目立ちます。
こうしたデメリットは、いずれも設計の段階で対策しておけば、十分に解消できるものばかりです。
次の章で、後悔しないための具体的な注意点を見ていきましょう。

ここからは、わが家が打ち合わせで実際に確認した点をもとに、WICに書斎を作る前に押さえておきたい注意点を5つにまとめます。
先ほどのデメリットを、設計でどう解消するかという視点で読んでみてください。
書斎は、思っている以上に電源を使います。
ノートパソコン、モニター、デスクライト、スマホやタブレットの充電、人によっては電気ストーブや小型扇風機まで、気づけば差込口がすぐ埋まります。
ポイントは、デスクを置く位置を先に決めてから、その近くにコンセントを複数口用意することです。
机の真上あたりの高さにコンセントを設けると、かがまずに抜き差しでき、配線もすっきりします。
後からコンセントを増やすのは、壁の工事が必要で費用も手間もかかります。最初の図面の段階で、使う機器を具体的に書き出して、多めに計画しておくのがおすすめです。
ウォークインクローゼットは窓のない間取りが多く、人が長時間こもると熱や湿気がたまりやすい空間です。
ここを書斎として使うなら、空気の流れをどう作るかが、快適さを大きく左右します。
まず検討したいのが、換気扇の設置です。
空気がこもりやすいWICでは、24時間換気や小型の換気扇があるだけで、息苦しさやにおいの滞留がかなり軽減されます。
冷暖房も重要です。
WIC専用にエアコンを付けるのが理想ですが、難しい場合は、隣の部屋のエアコンの風が入るように、ドアを通風できるタイプ(ガラリ付きドアやアンダーカット)にする方法もあります。サーキュレーターで空気を循環させるのも効果的です。
夏場の熱こもりは、想像以上に作業効率を下げます。「収納部屋だから空調は要らない」と考えず、人が長時間過ごす前提で、換気と冷暖房を計画しておきましょう。
書斎と収納を兼ねる場合、見落としがちなのが衣類への湿気の影響です。
人が長時間過ごすと、呼吸や汗、機器の熱で湿度が上がります。その湿気が、同じ空間に掛けてある衣類にこもると、カビの原因になりかねません。
特に注意したいのが、梅雨や夏の時期です。
湿度の高い季節は、空気がこもりやすいWICの中で湿気が抜けず、気づかないうちに衣類やデスクまわりにカビが発生することがあります。
対策としては、先ほどの換気と合わせて、除湿剤や除湿機を置くのが効果的です。
衣類を掛けるゾーンとデスクのゾーンをできるだけ分け、湿気がこもりやすい奥まった場所に大切な服を収納しないようにするのも一つの工夫です。
収納と作業を同じ空間で行う以上、湿気対策はセットで考えておくと安心です。設計の段階で、換気経路と収納の配置を相談しておきましょう。
ウォークインクローゼットの照明は、収納物を見つけやすくするために天井の中央に付いていることがほとんどです。
この配置だと、デスクに向かったときに自分の影で手元が暗くなり、長時間の作業では目が疲れてしまいます。
書斎として使うなら、手元をしっかり照らす照明を別に用意しましょう。
一番手軽なのは、デスクライトの設置です。明るさや角度を調整できるタイプなら、作業内容に合わせて使い分けられます。
新築やリフォームで配線から計画できる場合は、デスクの上にダウンライトやブラケットライトを追加するのもおすすめです。
天井照明だけに頼らず、手元用の灯りを足すことで、目への負担がぐっと減ります。
照明の色味も意外と大事です。
集中したい書斎には、温かいオレンジ系(電球色)よりも、すっきりした白い光(昼白色)の方が向いているとされます。
用途に合わせて選んでみてください。
「WICに書斎を作りたいけれど、何畳あれば足りるのか」は、多くの人が気になるポイントです。
目安として、デスクと椅子を置いて最低限の作業をするだけなら、2畳ほどあれば書斎スペースは成り立ちます。
デスクの幅が90〜120cm、奥行きが45〜60cm程度なので、椅子を引くスペースを含めても、収納の一角に収まる計算です。
ただし、収納と兼用する場合は話が変わります。衣類を掛けるハンガーパイプや棚のスペースを確保したうえで書斎を作るとなると、3〜4畳ほどあると無理なく両立できます。
わが家が4畳のWICを選んだのも、収納をしっかり残しながら書斎を置きたかったからです。
注意したいのは、図面上の畳数だけで判断しないことです。同じ広さでも、細長い形か正方形に近い形かで、デスクの置きやすさは大きく変わります。ハンガーパイプの出っ張りや棚の奥行きで、実際に座れるスペースが思ったより狭くなることもあります。
可能であれば、実際の寸法をもとに、家具を置いた状態をイメージしながら設計を進めるのが確実です。
ここは建築会社に図面で相談すると、失敗を防ぎやすい部分です。
ウォークインクローゼットに書斎を作るというアイデアも、もとは「コンセントは必要か」を調べていて、たまたま知った工夫でした。
家づくりには、自分ひとりでは思いつかないアイデアがたくさんあります。
そして、こうした間取りの工夫は、建築会社によって提案力に大きな差が出ます。
同じ「書斎がほしい」という要望でも、ある会社はWIC兼用を提案し、別の会社は階段下や寝室の一角を使ったプランを出してくる、ということが実際に起こります。
だからこそ、1社だけで間取りを決めてしまうのはもったいないのです。
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そこで便利なのが、タウンライフ家づくりです。
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入力は3分ほどで、費用は一切かかりません。届いたプランをゆっくり見比べて、気になる会社だけ話を進められます。
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ウォークインクローゼットの活用例や書斎のレイアウトは、各社のカタログや施工事例集を見ていると、写真付きでたくさん見つかります。実際の完成写真は、文字だけの説明よりもイメージがつかみやすく、「わが家ならこうしたい」という具体的な希望が固まっていきます。
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タウンライフで具体的なプランを取り寄せつつ、HOME'Sでカタログ実例を集める。この2つを併用すると、アイデアの幅と具体性の両方が手に入ります。
ウォークインクローゼットに書斎を作るアイデアは、限られた間取りでも自分だけの空間を確保できる、実用的な方法です。部屋数を増やさずにコストを抑えられ、こもって集中できる環境が手に入ります。
一方で、収納専用の空間を兼用するからこその注意点もあります。最後に、押さえておきたいポイントを振り返ります。
・コンセント…デスク位置を決めて複数口を多めに計画
・換気・エアコン…窓のないWICは換気と冷暖房を必ず検討
・湿気…衣類のカビ対策に除湿とゾーン分け
・照明…手元用の灯りを追加、色は昼白色がおすすめ
・広さ…収納兼用なら3〜4畳が無理なく両立できる目安
これらはどれも、設計の段階で対策しておけば解消できるものばかりです。だからこそ、図面を引く前に、どんな書斎にしたいかを具体的にイメージしておくことが大切になります。
そして、間取りの工夫は建築会社によって提案力に差が出ます。わが家がWIC書斎にたどり着けたように、複数社のプランを見比べると、自分では思いつかなかったアイデアに出会えます。
これから家づくりを進める方は、ぜひ複数社の間取りプランを取り寄せて、見比べてみてください。それが、後悔しない家づくりの第一歩になります。
昨日ウォークインクローゼットのコンセントはいるかどうかを調べていたら、
なんとウォークインクローゼットに書斎を作られる方もいるとか。
わが家は3LDKで寝室とこども2人分の部屋を作ると書斎が作れなかったのですが、
書斎ができそうです!